2019年8月25日 (日)

おはようございます。昨夜は一雨あり、明け方はかなり涼しく過ごしやすかったです。日中は暑くなりそうですね。

日韓の関係が悪化する中、北朝鮮が、新開発の超大型ロケット砲発射実験(北朝鮮報道)を行い、朝鮮半島の揺さぶりをかけるなど、朝鮮半島を巡る情勢が一段と緊迫したように思います。訪日観光客の減少や訪韓の日本人の安全が脅かされるような状況は好ましくなく、政府レベルとは別に民間レベルではこれ以上の関係悪化は避けなければならないでしょうね。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下) ~ High(上)
ドル/円 104.1 ~ 107
ユーロ/円 115.6 ~ 118.4
ポンド/円 127.3 ~ 132.6
豪ドル/円 69.4 ~ 72.4
NZドル/円 65.8 ~ 68.8
南アランド/円 6.65 ~ 7.15
トルコリラ/円 16.8 ~ 18.7
中国人民元/円 14.6 ~ 15.2
香港ドル/円 13.2 ~ 13.7
ユーロ/ドル 1.1 ~ 1.126
ポンド/ドル 1.201 ~ 1.242
豪ドル/米ドル 0.663 ~ 0.683
NZドル/米ドル 0.626 ~ 0.645

【今週の見通し】
パウエル米FRB議長のジャクソンホールでの講演が23日に控えていたこともあり、週後半までドル/円は様子見が強く狭いレンジの動きに終始、ユーロはコンテ伊首相が20日の講演で辞任を表明、早期の解散総選挙の可能性が低下したことから底堅い動き、ポンドは英独、英仏首脳会談でアイルランドのバックストップ問題に対して、独仏両首相が英の提案を受ける姿勢を示したことで、「合意なき離脱」回避の期待感から買い戻しが主導する展開、豪ドルは準備銀行(RBA)理事会の議事要旨でハト派的な姿勢が示されていたものの下落は限定的でした。ただ、週末には米国の関税賦課に対する報復措置を発表、これに対してトランプ米大統領が直ちに追加の措置を発表したことから、米国の株価が大幅に下落、ドル売りとリスク回避の円買いとなりました。

パウエル米FRB議長の講演から米の追加利下げの可能性が高まったこと、米中貿易摩擦からの関係悪化が次の段階に進んだことで、米ドル安と株価下落のリスクで相対的に円が買われる地合いとなりそうです。円高からクロス円には下落圧力がかかるものの、ドルストレートではドル安が予想されるため、クロス円の下落幅は相殺されるのではないかと予想しています。また、ドル/円は105円攻防再びとなっていますが、明日早は、東京オープンの7時から8時にかけてのフラッシュクラッシュには注意となりそうです。

【通貨ペア週間騰落率】 ratio※図をクリックすると拡大します。source: uedaharlowfx

【ドル】
ドル/円は106円ミドルを挟んでの狭いレンジの動きを続けていましたが、週末に中国が米からの輸入品750億ドル分に最大で10%の関税を上乗せすると発表、これに対してトランプ米大統領は中国製品に対してこれまで25%の関税を賦課している製品は30%へ引き上げ、9/1と12/15に賦課を予定している製品の関税を10%から15%へ引き上げることを発表、米株価が大幅下落したことでリスク回避の円買い、ジャクソンホールでのパウエル米FRB議長の講演でも来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げを示唆したことでドル安となり、ドル/円は105円台前半まで下落してきています。週明けのアジアの株価も下落して始まることが予想されるため、週明け朝方の円の急騰には注意となります。また、中国がボールを米国に投げ返し(報復発表)、米国が中国にまたボールを投げた(追加制裁発表)して、ボールはまた中国にあるため、中国の出方が不安要因となり、市場心理の改善は当面期待できそうもありません。そのため、105円割れの可能性は8月上旬から中旬寄りも高いと思われます。ただ、米の利下げは既に織り込まれていること、前回は105円割れを目論んだ売り持ちが相応にあるとみられることで、105円を割れても一気に円高に走る可能性は低いと予想しています。経済指標では米耐久財受注、米4-6月期GDP改定値、シカゴ購買部協会景気指数がありますので、指標悪化がドル売りの過剰反応に繋がる可能性があります。

21日移動平均線(106.68円)付近でレジストされて日足/一目/転換線(106.00円)を下抜けています。ストキャスティクス(スロー)がデッドクロスしたこともあり、8/12安値(105.04円)を下抜ける可能性があります。足許では回帰トレンド-2σ(104.76円)がサポートとみられますが、ここを下抜けた場合には年初来安値の104円台前半くらいまでの下落はありそうです。

【ユーロ】
政局不安のイタリアではコンテ首相が議会の演説後に辞任したことで、早期の解散総選挙は回避されました。また、公表されたECB理事会の議事要旨では利下げを示唆していたものの、具体的な内容は示されておらず、パウエル米FRB議長が利下げを示唆したことでユーロドルは1.11ドル台ミドルまで上昇しましたが、ユーロ円は117.25円まで安値を更新しました。急速に景気が悪化しているドイツのIFO企業景況感や失業率、消費者物価指数(CPI)やユーロ圏の消費者物価指数(HICP)があります。ただ、物価が低下していたとしてもECBの政策手段が限られる(9月のパッケージ発表後は次の手段が残されていないとみられる)ことから、ユーロの下落は限定的となると思われます。相対的に米ドルへの売り圧力が勝ると思われるため、1.11ドル付近では底堅く1.12ドル台後半では上値が重くなるというレンジの動きを予想。ユーロ円は日欧の金融政策の方向性の差から117円割れを試すことが考えられます。
ユーロドルは21日移動平均線(1.1135ドル)を回復、チャートも期間は短いものの「なべ底」の形状を示しています。ストキャスティクス(スロー)がゴールデンクロスしており、上方向に動きやすいとみられます。これまでレジスタンスとなっている55日移動平均線(1.1213ドル)を上抜けることができれば日足/一目/雲(1.1259-1.1267ドル)までを試す可能性が出てきます。
ユーロ円は日足/一目/転換線が中期のレジスタンスとなり下落トレンドが継続、117.50円を下抜けて117.25円まで安値を更新しました。回帰トレンド-2σ(117.02円)付近が売られすぎの水準であり、下抜けて117円を割り込んだとしても、短期で回帰トレンド-2σを回復してくるとみています。

【ポンド】
メルケル独首相、マクロン仏大統領はメイ元首相とEUが合意した離脱協定案から大きく乖離しない内容であればアイルランドとの国境問題(バックストップ)の提案をジョンソン英首相から受けることを相次いで表明、「合意なき離脱」の回避に向けて悲観的並みかが他後退したこともあり、ポンドのショートカバーが進みましたが、30日以内の新たな提案ができない、または、提案がとうていEUが受け入れることができない内容であれば、かねてからジョンソン英首相が発言している「10月31日離脱=合意なき」が現実味を帯びてくる可能性があります。他方で、9月に入れば英議会が再開されることで、コービン英労働党党首が超党派に呼び掛けた暫定政権(国民投票実施まで)の現実的な動きが出てくるかが注目となるでしょう。今週はまだその動きにはつながらないと思われ、また、経済指標の発表も限られることで、ブレグジット関連の発言などで揺れ動く市場心理に翻弄されそうです。

ポンドドルは1.2250ドルを回復、日足/一目/基準線(1.2283ドル)付近に到達しました。21日移動平均線も上抜けているため、上昇継続の可能性が高く、55日移動平均線(1.2412ドル)付近まで上昇の可能性があります。ただ、ストキャスティクス(スロー)はスロー%Dが80を超えてきていることで、当面の戻りいっぱいとなる可能性があります。
ポンド円は日足/一目/転換線でサポートされて下値を徐々に切り上げてきていますが、日足/一目/基準線(131.08円)手前でレジストされています。ストキャスティクス(スロー)がデッドクロスしていることで、転換線を下抜けると8/12安値(126.51円)を目標に下落している句ことも考えられます。

【豪ドル】
週末の米中貿易摩擦の中国報復、米国制裁が一段買い進んだことで、交易関係の深い豪ドルは対ドルでは小幅下落、対円では1円近くの大幅下落となっています。トランプ米大塔が中国との貿易交渉に楽観的な見方を示したことへの中国側の断固として高買うとの意思表示とも受け取れます。米中閣僚級の電話会談などで期待する向きも出てきていただけに完全に梯子を外された格好となっています。米国(トランプ米大統領)は中国の対応を完全に見誤っており、自国経済はおろか、世界経済を中国とともに心中させる方向に突き進んでいることで、豪ドルへの下落圧力は高まってきていると思われます。このまま米中がヒートアップしていくと、株価の下落などから資源需要の減少、豪のリセッション入り、豪の歴史的な低金利政策へと突き進んでいくことが予想されることで、豪ドル米ドルは中期的には0.65ドル、豪ドル/円は65円を割り込んでいくことも予想されます。足許では、次週は住宅建設許可の発表が予定されているのみですが、9月に入り早々に豪準備銀行(RBA)理事会がありますので利下げを行ってくるのか、利下げに含みを持たせる声明で市場に期待感を持たせるのか、

豪ドル米ドルは8月中旬以降でサポートされている0.6750ドル付近ではかろうじて下支えされています。ただ、0.68ドル台では戻りの鈍さが確認されており、21日移動平均線(0.6789ドル)が上からかぶさってきているため、テクニカル的に何の指標もない0.6750ドルを下抜けて8/7安値(0.6675ドル)付近を試すものと思われます。
豪ドル円は72.50円を前に上値重く推移、週末には日足/一目/転換線(71.91円)を下抜けています。ストキャスティクス(スロー)がデッドクロスを既にしていることで、8/7安値(80.72円)を試すことが予想されます。その下のサポートは回帰トレンド-2σ(70.37円)にありますので、ここを下抜けると70円割れとなると思いますが、売られすぎの水準に入るため、70円はいったん回復すると思います。

【USDJPY/EURJPY/GBPJPY/AUDJPYチャート】 chart※図をクリックすると拡大します。source: UH Standard Chart

【日、週、月、年データ】 range※表をクリックすると拡大します。source: uedaharlowfx

■重要イベント event※表をクリックすると拡大します。

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2019年8月24日 (土)

こんにちは。本日は天気も良く暑くなってきました。写真は加藤楸邨(俳人)の住居跡です。駅の東口は文化会館もあり、文化的なイメージを作っているのでしょうね。 加藤楸邨住居跡
さて、昨日は米中の貿易摩擦がもう一段階進み、市場がマークしていたパウエル米FRB議長の講演も霞んでしまったようです。

23日に公表された20日現在のシカゴIMMの非商業(投機)ポジションでは、ドルが117.0億ドルの買持に微減、円は3894.3億円の買持(ドルでは36.7億ドルの売持)に増加、ユーロは57.8億ユーロの売持(ドルでは70.3億ドルの買持)に微増。豪ドルは62.8億豪ドルの売持(ドルでは42.5億ドルの買持)とほとんど変わらず、NZドルは18.3億ドルの売持(ドルでは11.7億ドルの買持)に増加、カナダドルは13.0億カナダドルの買持(ドルでは9.8億ドルの売持)と小幅減少でした。 ※ドルのポジションは円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル、メキシコの金額を合計して算出しています。

■シカゴIMM非商業ポジション

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) Open
(未決済残)
JPY 31,154 6,412 49,984 18,830 154,662
EUR -37,977 8,672 168,455 206,432 542,806
GBP -92,418 3,402 33,405 125,823 273,481
CHF -11,117 1,835 7,925 19,042 54,941
CAD 13,037 -1,163 47,368 34,331 155,837
AUD -62,781 131 32,358 95,139 169,175
NZD -18,260 -4,813 21,073 39,333 62,760
MXN 110,359 -7,203 147,542 37,183 197,525
BRL -8,661 -9,337 20,984 29,645 40,931
ZAR 7,423 -744 12,230 4,807 16,895
BTC -1,242 -39 2,565 3,807 4,485

source:CFTC

-----【DXY:ドル指数】 1コントラクト=1,000ドル --------------------------- Dxysource:CFTC

ドル指数は343コントラクトのロング減少の29,499コントラクトのロングとなりました。

-----【JPY】 1コントラクト=12,500,000円 ----------------------------------- Jpysource:CFTC

円は6,412コントラクトのロング増加の31,154コントラクトのロングとなりました。

-----【EUR】 1コントラクト=125,000ユーロ ---------------------------------- Eursource:CFTC

ユーロは8,672コントラクトのショート減少の37,977コントラクトのショートとなりました。

-----【GBP】 1コントラクト=62,500ポンド ----------------------------------- Gbpsource:CFTC

ポンドは3,402コントラクトのショート減少の92,418コントラクトのショートとなりました。

-----【AUD】 1コントラクト=100,000豪ドル ---------------------------------- Aud source:CFTC

豪ドルは131コントラクトのショート減少の62,781コントラクトのショートとなりました。

-----【NZD】 1コントラクト=100,000NZドル ---------------------------------- Nzdsource:CFTC

NZドルは4,813コントラクトのショート増加の18,260コントラクトのショートとなりました。

-----【CAD】 1コントラクト=100,000カナダドル ------------------------------ Cadsource:CFTC

カナダドルは1,163コントラクトのロング減少の13,037コントラクトのロングとなりました。

-----【CHF】 1コントラクト=125,000スイスフラン ---------------------------- Chfsource:CFTC

スイスフランは1,835コントラクトのショート減少の11,117コントラクトのショートとなりました。

-----【MXN】 1コントラクト=400,000ペソ ------------------------------------ Mxnsource:CFTC

メキシコペソは7,203コントラクトのロング減少の110,359コントラクトのロングとなりました。

-----【RUB】 1コントラクト=2,500,000ルーブル ------------------------------ Rubsource:CFTC

ロシアルーブルは4,151コントラクトのロング減少の27,108コントラクトのロングとなりました。

-----【BRL】 1コントラクト=100,000レアル ---------------------------------- Brlsource:CFTC

ブラジルレアルは9,337コントラクトのショート増加の8,661コントラクトのショートとなりました。

-----【ZAR】 1コントラクト=500,000ランド ---------------------------------- Zarsource:CFTC

南アランドは744コントラクトのロング減少の7,423コントラクトのロングとなりました。

-----【BTC】 1コントラクト=5ビットコイン ---------------------------------- Btcsource:CFTC

ビットコインは39コントラクトのショート増加の1,242コントラクトのショートとなりました。

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2019年8月23日 (金)

おはようございます。本日朝は肌寒さで目が覚めました。このまま秋が来てほしいというのが本音です。寒暖の差が大きくなってきますので、体調管理には気を付けたいですね。

昨日は米製造業PMIが景気判断の50を下回ったことに驚きましたが、関税マンによる中国製品のほぼ9割の関税賦課(一部はこれから)に製造業悲鳴を上げたといったところでしょうか。逆に欧州の改善はユーロ安によるものだと思います。本日はジャクソンホールでのパウエル米FRB議長の講演内容が注目されます。ハト派的な方向性を示すと思いますが、具体的な内容は語らないと思いますので、ドルの買い戻しとなると予想しています。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル/円が106.58円、ユーロ/円が118.15円、ユーロ/ドルが1.1083ドルでオープン。オセアニア通貨が軟調推移となり、リスク回避の円買いの動きに東京時間午後にはドル/円が106.30円付近、ユーロ/円が117.75円付近まで小幅下落、ユーロ/ドルは1.10ドル台後半の狭いレンジの動きとなりました。ロンドン時間に発表されたフランス、ドイツ、ユーロ圏の購買担当者景気指数は軒並みの改善を示したことでユーロ/円が118.30円手前、ユーロ/ドルが1.1112ドルまで上昇、ドル/円も106.60円付近まで連れ高となりましたが、韓国大統領府が「日韓情報協定を更新せず」とのヘッドラインが流れると、ドル/円は106.25円付近、ユーロ/円は117.75円付近、ユーロ/ドルは1.1075ドル付近へと下落しました。ただ、この材料は長続きせず、マクロン仏大統領などが英のEU離脱に関して楽観的な発言を行ったことやECB理事会の議事要旨を前にしてユーロ売りとなり、ユーロ/ドルが1.1065ドルの安値を付け、ドル/円は106.60円付近まで上昇しました。議事要旨では「緩和スタンスを長期間維持することで一致」「利下げや新たな債券購入を含めた刺激策が必要な可能性」とハト派的な姿勢は示されたものの、具体的な内容が含まれておらず、ユーロ/ドルは1.11ドル手前、ユーロ/円は118.20円付近まで戻しました。NY時間に入り、米製造業PMIが景気判断の50を下回る49.9へと大幅悪化、サービス部門PMIも市場予想からはるかに下の50.9と悪化が示されたことで、ドル/円は106.35円付近まで下落しました。NY時間午後にはユーロがジワリと上げ幅を縮小しました。クローズはドル/円が106.43円、ユーロ/円が117.92円、ユーロ/ドルが1.1078ドル。

■他通貨
ポンド/円が129.30円、ポンド/ドルが1.2129ドルでオープン。アジア時間はリスク回避の円買い地合いとなり、ポンドはジワリと下落、ロンドン時間序盤には128.75円、1.2107ドルの安値を付けました。欧州の製造業PMI、サービス部門PMIが改善を示したことでポンドも買われ、更にマクロン仏大統領がアイルランドとのバックストップ問題では前向きな発言を行い、NY時間午前にはメルケル首相も楽観的な見通しを示したことからポンド買いが優勢となり、130.65円、1.2271ドルまで上昇しました。クローズはポンド/円が130.34円、ポンド/ドルが1.2247ドル。

豪ドル/円が72.25円、豪ドル/米ドルが0.6778ドルでオープン。NZドルが直近の安値を更新したこともあり、豪ドルも売り圧力から下げ幅を拡大、東京時間午後には71.90円付近、0.6760ドル付近まで下落しました。ロンドン時間に欧州のPMIなどの改善からややリスク回避のマインドが後退、72.15円手前、0.6775ドル付近まで小幅ながら下げ幅を縮小しました。NY時間には悪化した米製造業PMIなどを受けてドル/円が下落したことで71.83円、0.6750ドルまで下落する場面がみられ、その後の戻りも限られて72円割れ、0.67ドル台ミドル付近までとなりました。クローズは豪ドル/円が71.87円、豪ドル/米ドルが0.6753ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・日本 6月全産業活動指数 m/m: -0.8% (予想 -0.8%)
・スイス 4-6月期鉱工業生産前年同期比: 4.8% (前回 4.3%)
・フランス 8月製造業PMI速報値: 51.0 (予想 49.5)
・フランス 8月サービス部門PMI速報値: 53.3 (予想 52.5)
・中国商務省:米国による関税の影響は全体的に管理可能。トランプ大統領は香港は中国の一部と述べており、香港の件に干渉すべきではない。
・ドイツ 8月製造業PMI速報値: 43.6 (予想 43.0)
・ドイツ 8月サービス部門PMI速報値: 54.4 (予想 54.0)
・ユーロ圏 8月製造業PMI速報値: 47.0 (予想 46.2)
・ユーロ圏 8月サービス部門PMI速報値: 53.4 (予想 53.0)
・EU高官:貿易摩擦は世界経済の成長にとって1つの重要なリスクであると認識。G7サミットが貿易摩擦をある程度和らげることができるだろう。米欧の貿易関係に関する楽観的な見通しが描けるだろう。
・ジンガレッティ伊民主党(PD)党首:新たな政権を組成に挑む準備はできている。
・マクロン仏大統領:合意なき英離脱はEUの選択ではないが、それに備える義務がある。30日以内に何らかの賢明な策を見い出せると自信。
・ジョンソン英首相:合意あり・なしにかかわらず、10月31日にEUを離脱する。英とEUは合意に至ることができると考える。昨日の独首相との会談で勇気づけられた。アイルランド国境問題を解決するためにまだ時間はある。
・ECB理事会議事要旨:景気減速は予想よりも長引いている。製造業の弱さがサービス産業へ波及することを懸念。長期インフレ予測の低下が大きな懸念。緩和スタンスを長期間維持することで一致。利下げや新たな債券購入を含めた刺激策が必要な可能性。
・ジョージ米カンザスシティー連銀総裁:消費者の信頼感は維持されている。企業は雇用者を求めており、賃金上昇を予想。金利は均衡、据え置きを望む。0%近傍の実質金利を維持へ。経済は下方リスクを吸収。金融政策は長期的な視点で遂行。現時点では米国がマイナス金利を取り入れるとは思えない。経済の下降シグナルは出ていない。
・カナダ 6月卸売売上高 m/m: 0.6% (予想 0.3%)
・米国 新規失業保険申請件数: 20.9万件 (予想 21.6万件 )
・米国 失業保険継続受給者数: 167.4万人 (予想 170.0万人 )
・メルケル独首相:10月31日までにバックストップの解決策をみつけることができる。
・トランプ米大統領:米国は独と競争をしているが、FRBはやるべきことをやっていない。FRBは競争において米国に不利な状況に追い込んでいる。経済は非常に好調。FRBは簡単に記録を更新することができる。疑問なのはなぜ米国が独や他の国よりも金利を多く払わなくてはならないのか。変えるのは遅くではなく、早くするべき。米国は単に勝つだけではなく、大勝利するべき。
・米国 8月製造業PMI速報値: 49.9 (予想 50.5)
・米国 8月サービス部門PMI速報値: 50.9 (予想 52.8)
・米国 8月総合PMI速報値: 50.9 (前回 52.6)
・米国 7月景気先行指標総合指数 m/m: 0.5% (予想 0.2%)
・ユーロ圏 8月消費者信頼感速報値: -7.1 (予想 -7.0)
・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁:FRBは米国にとって適切な行動を取る必要。金利は他の目標金利が大きく離れることは出来ない。さらなる緩和を予想せず。私は渋々利下げを支持した。米労働市場は力強く、インフレは緩やかに上昇している。
・独連銀(ブンデスバンク):現時点では財政出動は必要ないと考える。
・マクロン仏大統領:ジョンソン英首相との協議は建設的だった。英仏は英・EU間でBrexit合意のため9月末まで協議継続することで合意。
・カプラン米ダラス連銀総裁:リスクはダウンサイド。消費が強ければ強固な成長を予想。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 106.431 0.396 0.37%
EUR/JPY 117.920 -0.649 -0.55%
GBP/JPY 130.342 1.752 1.36%
AUD/JPY 71.871 -0.226 -0.31%
NZD/JPY 67.690 -0.976 -1.42%
EUR/USD 1.10778 -0.01000 -0.89%
GBP/USD 1.22465 0.01234 1.02%
AUD/USD 0.67530 -0.00454 -0.67%
NZD/USD 0.63620 -0.01110 -1.71%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
UHChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 20,628.01 9.44
TOPIX 1,498.06 0.55
CSI300(中国) 3,793.51 11.75
FTSE100(英) 7,128.18 -75.79
DAX(独) 11,747.04 -55.81
NYダウ(米) 26,252.24 49.51
S&P500(米) 2,922.95 -1.48
NASDAQ(米) 7,991.39 -28.82

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 1.613 0.024
日本10年債 -0.245 0.000
英10年債 0.517 0.039
独10年債 -0.644 0.026

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,508.50 -7.20
NY原油(期近) 55.35 -0.33

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標08:30 日本 7月全国消費者物価指数(CPI) y/y
FX経済指標08:30 日本 7月全国消費者物価指数(除生鮮食料品) y/y
FX経済指標08:30 日本 7月全国消費者物価指数(除生鮮食料品・エネルギー) y/y
FX経済指標21:30 カナダ 6月小売売上高 m/m
FX経済指標23:00 米国 7月新築住宅販売件数年率換算件数
FX経済指標23:00 米国 パウエル米FRB議長講演(ジャクソンホール)

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2019年8月22日 (木)

おはようございます。この週末は秋雨前線と台風11号の影響で天気悪いようですね。24日は外出を予定しているので少し憂鬱です。

さて、昨日は米FOMC議事要旨を受けてドルが買い戻されました(ここまでは予想通り)、その後は下げるかと思いましたが、下げませんでした。しかし、トランプ米大統領のパウエル議長批判はひどいものですね。政治の私物化といっても過言ではないように思います。本日は欧米で購買担当者景気指数(PMI)が発表されます。欧米とも下振れしていそうな感じですが、まだ、米国の方が50を上回っているだけ状況は良さそうです。ECBの議事録も公表されますので、引き続き金利が主導する展開が続くと思います。個人的なドル売りスタンスは変わらず。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル/円が106.21円、ユーロ/円が117.88円、ユーロ/ドルが1.1096ドルでオープン。日経225平均株価や米長期金利の上昇などからドル/円は106.60円手前までしっかりした地合いとなり、ユーロ/円も118.30円付近まで上昇、ユーロ/ドルは1.1090ドル付近から1.1105ドル付近でのレンジとなりました。東京時間午後にショルツ独財務相が「新たなユーロ危機の兆候は見られていない」との発言を行いましたが、市場は特に反応を示さず、英のEU離脱関連に関する複数の発言があったものの、ユーロ/円は118円台前半、ユーロ/ドルは1.10ドル台後半で底堅く推移し、ドル/円は小幅ながら上げ幅を縮小しました。NY時間午前にはドル/円が106.35円付近まで下落、午後にはトランプ米大統領が「唯一の問題はパウエルFRB議長とFRBだ」などとの批判を繰り返しましたが下も堅く、米FOMC議事要旨で「今回の利下げはサイクルの半ばにおける調整」とのメンバーの認識が示されたことで米長期金利が上昇、ドル/円は106.62円まで上昇、ユーロ/ドルは1.1075ドルまで下落しました。ドルとユーロが相殺される形となりユーロ/円は118円台前半で小動きのままでした。クローズはドル/円が106.58円、ユーロ/円が118.15円、ユーロ/ドルが1.1083ドル。

■他通貨
ポンド/円が129.23円、ポンド/ドルが1.2165ドルでオープン。本邦株価の上昇などで円が売り戻される中、東京時間午後には129.65円までポンド/円は上昇しましたが、ジョンソン英首相が「我々は10月31日にEUを離脱し、この国を世界で一番住みやすい国にする」と発言、ロンドン時間にはシュタインマイヤー独大統領が「バックストップに関して協議されるとは思わない」、ショルツ独財務相も「離脱案が変更されるとは考えていない」などと発言、メルケル独首相は「英首相といかに摩擦の少ないブレグジットとするか話し合う」と発言したものの、期待感の高まりが剥落しNY午前には128.87円、1.2110ドルまで下落しました。その後、下げ幅を縮小する場面がありましたが、米FOMC議事要旨を受けてドルが買われたこともあり、129円付近、1.2120ドル付近へと収斂しました。クローズはポンド/円が129.24円、ポンド/ドルが1.2120ドル。

豪ドル/円が71.95円、豪ドル/米ドルが0.6775ドルでオープン。本邦株価の上昇からの円売りに、東京時間午前に72.28円、0.6789ドルまで上昇しましたが、その後は上げ渋りました。ロンドン時間にはポンド下落などで相対的に豪ドルが志向されたこともあり、NY時間午前には72.35円付近、0.68ドル手前まで上昇しました。NY時間午後には米FOMC議事要旨を受けた米長期金利の上昇で72.20円付近、0.6775ドル付近まで上げ幅を縮小しました。クローズは豪ドル/円が72.25円、豪ドル/米ドルが0.6778ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・ホークスビーNZ準備銀行(RBNZ)総裁補:直近の大幅利下げの結果、非伝統的金融政策が必要になる可能性が低下した。
・ショルツ独財務相:新たなユーロ危機の兆候は見られていない。
・ジョンソン英首相:我々は10月31日にEUを離脱し、この国を世界で一番住みやすい国にする。
・中国外務省:英の香港総領事館職員は15日間の拘留下にある。英の総領事館職員は中国の法律を破った。
・南ア 7月消費者物価指数(CPI) y/y: 4.0% (予想 4.4%)
・シュタインマイヤー独大統領:無秩序な英国のEU離脱(ブレグジット)は英国だけでなく、すべての欧州にとって打撃。バックストップに関して協議されるとは思わない。バックストップのシナリオは十分に話し合われた。
・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁:9月FOMCでは利下げだけではなくフォワードガイダンス使用も主張する。
・ショルツ独財務相:離脱案が変更されるとは考えていない。英政府は変ったが、ブレグジットを巡る状況に変化はない。
・メルケル独首相:英首相といかに摩擦の少ないブレグジットとするか話し合う。
・カナダ 7月消費者物価指数(CPI) y/y: 2.0% (予想 1.7%)
・米国 7月中古住宅販売件数年率換算件数: 542万件 (予想 539万件 )
・米国 EIA週間在庫統計:原油-273.2万バレル (前週 +158.0万バレル)、ガソリン+31.2万バレル (前週 -141.2万バレル)
・トランプ米大統領:中国や他国との貿易交渉はうまくやっている。唯一の問題はパウエルFRB議長とFRBだ。パウエルFRB議長はパターができないゴルファーと同じだ。パウエルFRB議長には期待しない。彼は間違えばかりおかし、失望させている。我々は、我が国よりもっと低金利な多くの国と競争している。米国の歴史上、最もドル高だ。米国は中国とおそらく合意するだろう。ロシアをG7に加えることは良いことだろう。給与税をすぐに導入することは考えていない、なぜなら経済が良好だからだ。
・ジョンソン英首相:バックストップを変更できれば、早く進展させることが出来る。ドイツとの関係は英国にとって非常に重要。英国は合意を得ることができると信じている。バックストップ条項削除できれば、ともに前進できる。
・米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨:今回の利下げはサイクルの半ばにおける調整。2−3人の委員は7月FOMCで50bpの利下げ支持。数人の委員は7月FOMCで金利据え置きを支持。幾人かの委員は柔軟性が必要だと強調。数人の委員は量的緩和(QE)の有効性について不確実性が残っていると指摘。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 106.579 0.336 0.32%
EUR/JPY 118.146 -0.846 -0.71%
GBP/JPY 129.237 0.246 0.19%
AUD/JPY 72.248 0.461 0.64%
NZD/JPY 68.201 -0.226 -0.33%
EUR/USD 1.10828 -0.01139 -1.02%
GBP/USD 1.21197 -0.00165 -0.14%
AUD/USD 0.67782 0.00259 0.38%
NZD/USD 0.63970 -0.00439 -0.68%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
UHChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 20,618.57 -58.65
TOPIX 1,497.51 -9.26
CSI300(中国) 3,781.76 -5.97
FTSE100(英) 7,203.97 78.97
DAX(独) 11,802.85 151.67
NYダウ(米) 26,202.73 240.29
S&P500(米) 2,924.43 23.92
NASDAQ(米) 8,020.21 71.65

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 1.589 0.034
日本10年債 -0.245 -0.005
英10年債 0.479 0.027
独10年債 -0.670 0.019

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,515.70 --
NY原油(期近) 55.68 -0.45

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標13:30 日本 6月全産業活動指数 m/m
FX経済指標15:30 スイス 4-6月期鉱工業生産前年同期比
FX経済指標16:15 フランス 8月製造業PMI速報値
FX経済指標16:15 フランス 8月サービス部門PMI速報値
FX経済指標16:30 ドイツ 8月製造業PMI速報値
FX経済指標16:30 ドイツ 8月サービス部門PMI速報値
FX経済指標17:00 ユーロ圏 8月製造業PMI速報値
FX経済指標17:00 ユーロ圏 8月サービス部門PMI速報値
FX経済指標20:30 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
FX経済指標21:30 カナダ 6月卸売売上高 m/m
FX経済指標21:30 米国 新規失業保険申請件数
FX経済指標21:30 米国 失業保険継続受給者数
FX経済指標22:45 米国 8月製造業PMI速報値
FX経済指標22:45 米国 8月サービス部門PMI速報値
FX経済指標22:45 米国 8月総合PMI速報値
FX経済指標23:00 米国 7月景気先行指標総合指数 m/m
FX経済指標23:00 ユーロ圏 8月消費者信頼感速報値

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2019年8月21日 (水)

おはようございます。本日も天気は不安定なようです。気象予報士によりますと、気圧配置は梅雨と同じだそうです。どうりでグズグズするわけです。

昨日はコンテ伊首相が辞意を表明、ジョンソン英首相が10月31日の離脱を再度表明、豪準備銀行(RBA)理事会の議事要旨ではハト派的な姿勢が示されましたが、いずれも材料出尽くしからのショートカバーとなり、米ドルに対しては上昇しています。本日は米FOMCの議事要旨が公表されますが、7/30-31日の時点からは状況が大きく変わっていることで、この議事要旨をもとにパウエル米FRB議長の講演内容を推測するには少し無理があると思います。sのため、議事要旨への反応はドル高だと思いますが一時的と捉えて、戻り売りを検討してもいいかもしれません。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル/円が106.59円、ユーロ/円が118.09円、ユーロ/ドルが1.1075ドルでオープン。5・10日ということもあり、やや円売り地合いでドル/円は106円台ミドル上、ユーロ/円は118円台前半、ユーロ/ドルは1.1080ドル付近での狭いレンジの動きとなりました。ロンドン時間に入り、英国の香港領事館職員が中国本土で拘束されたとのヘッドラインにポンド売りとなり、香港の地政学的リスクへのリスク回避での円買い、ドル買いからドル/円は106.30円付近、ユーロ/円は117.70円付近、ユーロ/ドルは1.1075ドル付近まで小幅下落となりました。NY時間にはコンテ伊首相が議会の演説で辞意を表明、ユーロがやや上下に振らされる場面がありましたが、悪材料出尽くしとのユーロの買い戻しに、ユーロ/円は118円ちょうど付近、ユーロ/ドルは1.1105ドル付近まで上昇、ドル/円は106.15円付近から106.40円付近まで戻しました。ただ、市場には方向感がなく、終盤には上げ幅を縮小しました。クローズはドル/円が106.21円、ユーロ/円が117.88円、ユーロ/ドルが1.1096ドル。

■他通貨
ポンド/円が129.25円、ポンド/ドルが1.2123ドルでオープン。アジア時間は方向感がなく、129円台前半、1.21ドル台前半で小動きとなりましたが、クリバリー英保守党議長が「EUはある程度の柔軟性を示す必要がある」、ジョンソン英首相が「10月31日に英国をEUから離脱させるために全力を尽くす」などと発言すると「合意なき離脱」への懸念からロンドン時間には128.30円付近、1.2065ドル付近まで下落しました。NY時間に入り、メルケル独首相が「バックストップの実務的な解決策について考える」と発言、21日開催の英独首脳会談への期待感からポンドが買い戻されて129.58円、1.2176ドルまで上昇、やや上げ幅を縮小しましたが水準を維持しました。クローズはポンド/円が129.22円、ポンド/ドルが1.2164ドル。

豪ドル/円が72.09円、豪ドル/米ドルが0.6761ドルでオープン。豪準備銀行(RBA)理事会の議事要旨前に思惑的な豪ドル売りから、71.97円、0.6753ドルまで一時下落しましたが、議事要旨で「非伝統的な金融政策を導入した先進国の事例を検討した」との内容が含まれていたものの、材料出尽くし感から買い戻しが優勢となり、72.35円、0.6794ドルまで戻しました。しかし、英国の香港領事館職員が中国本土で拘束されたとのヘッドラインを受けてリスク回避の動きとなり、72円ちょうど付近、0.6770ドル付近まで下落、NY時間にはやや上下に振らされる場面がありましたが、72円を挟んで上下20銭、0.6775ドルを挟んで上下10ポイント程度のレンジの動きに留まりました。クローズは豪ドル/円が71.95円、豪ドル/米ドルが0.6775ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・豪準備銀行(RBA)金融政策会合議事要旨:必要であれば追加緩和も検討する。低金利が長期に渡って続くと予想することは妥当。経済のリスクは短期的にはダウンサイドに傾いているが、中長期的にはより均衡へ。非伝統的な金融政策を導入した先進国の事例を検討した。
・ホワイトハウス高官:景気支援に向けた一時的な給与税減税は、検討していない。
・ドイツ 7月生産者物価指数(PPI) m/m: 0.1% (予想 0.0%)
・クリバリー英保守党議長:EUはある程度の柔軟性を示す必要がある。バックストップ問題を解決できたならば、合意に至るだろう。
・サルビーニ伊副首相:来年度に衝撃的な財政刺激策を実施するならば500億ユーロの予算が必要。
・中国外務省:米国のファーウェイに対する制裁に不満。
・ジョンソン英首相:10月31日に英国をEUから離脱させるために全力を尽くす。英国にとって良い取引を求めるならば、合意なき離脱への準備も必要。
・ユーロ圏 6月建設支出 m/m: 0.0% (前回 -0.3%)
・欧州委員会報道官:離脱案の合意にはバックストップは必要。
・カナダ 6月製造業出荷 m/m: -1.2% (予想 -1.7%)
・コンテ伊首相:サルビーニ伊副首相は個人的と党の関心に従っている。予算は時間通りに通過しないだろう。サルビーニ伊副首相は約束を破った。毎年選挙を行うのは無責任だ。イタリアはEUとの交渉で弱い立場に今なっている。付加価値税を上げなければならないかもしれない。現政権の活動はこれで終了。辞任のため本日中に大統領と会う。
・ヨクニック・スウェーデン中銀第1副総裁:景気は減速しているがリセッションではない。ハード・ブレグジットのリスクが高まっている。最近の経済指標では世界的に大きな減速はみられない。6、7月のインフレ予想に沿ったもの。
・メルケル独首相:バックストップの実務的な解決策について考える。
・格付け会社フィッチ・格付け担当長:アルゼンチンのデフォルトの可能性はあるが、可能性は高くは無い。
・トランプ米大統領:中国は貿易協議の合意を望んでいる。それはすぐかもしれないし、しばらく後かもしれない。米国はリセッションからほど遠い。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 106.210 -0.229 -0.22%
EUR/JPY 117.878 -1.319 -1.11%
GBP/JPY 129.217 -0.258 -0.20%
AUD/JPY 71.949 -0.001 0.00%
NZD/JPY 68.089 -1.326 -1.91%
EUR/USD 1.10964 -0.00988 -0.88%
GBP/USD 1.21639 0.00029 0.02%
AUD/USD 0.67746 0.00192 0.28%
NZD/USD 0.64106 -0.01067 -1.64%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
UHChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 20,677.22 114.06
TOPIX 1,506.77 12.44
CSI300(中国) 3,787.73 -3.36
FTSE100(英) 7,125.00 -64.65
DAX(独) 11,651.18 -64.19
NYダウ(米) 25,962.44 -173.35
S&P500(米) 2,900.51 -23.14
NASDAQ(米) 7,948.56 -54.25

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 1.556 -0.051
日本10年債 -0.240 -0.005
英10年債 0.452 -0.018
独10年債 -0.690 -0.041

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,515.70 4.10
NY原油(期近) 56.34 0.13

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標17:00 南ア 7月消費者物価指数(CPI) y/y
FX経済指標21:30 カナダ 7月消費者物価指数(CPI) y/y
FX経済指標23:00 米国 7月中古住宅販売件数年率換算件数
FX経済指標23:30 米国 EIA週間在庫統計
FX経済指標03:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

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