2012年11月24日 (土)

こんにちは。毎土曜日はシカゴ通貨先物のポジション状況をお伝えしていますが、今週は22日が米国の感謝祭で20日現在のポジションの公表が26日(月)になります。そのため、ポジション状況の取得方法をお伝えできればと思います。

まず、CFTC(米商品取引委員会)の Commitments of Traders にアクセスします。
http://www.cftc.gov/MarketReports/CommitmentsofTraders/index.htm
下のようなページが表示されます。
Bolg20121124_cftc1_2
公表スケジュールです。11月のところに26*の表示がありますが、これは通常の公表日とは異なるという意味です
過去データを(Text,Excle形式で)ダウンロードできます。
過去データ公表日ごとに確認できます。

ページを更に下にスクロールすると、Current Legacy Reports: にたどり着きます。ここのChicago Mercantile Exchange(シカゴ・マーカンタイル取引所)のところに通貨先物は上場されています。
Bolg20121124_cftc2_2
Chicago Mercantile ExchangeのFutures OnlyLong Format(Short Formatでも同じ内容が表示されます)をクリックすると、 MILK, Class IIIが表示されますので、JAPANESE YENで検索してください。
Bolg20121124_cftc3_2


Non-Commercialが非商業ポジション、Commercialが商業ポジション、Nonreportable Positionsが報告義務のない(取引の規模が小さいなど)のポジション動向です。

Non-CommercialとCommercialとNonreportable Positionsを(longならlong同士、shortならshort同士)足したものがOpen Interest(未決済残)になり、皆様がポジションの傾きとしてレポートなどでみているものは、Non-Commercialのlong(買い持ち)とshort(売り持ち)の差です。

他の通貨も公表されていますので、興味が持てましたら一度ご覧になってみてください。

2012年10月24日 (水)

おはようございます。昨日、駅の売店で「中国のGDP偽装疑惑という見出し」で大衆紙が売られていました。米国の雇用統計も偽装疑惑があり、経済1,2の国の数字が信用できないとなると怖いですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は約3カ月ぶりにドル/円が80円に乗せましたが、タッチしただけでした。ただ、80円に乗せたことで、上には行きやすくなったと見られますので、株価の下落が止まれば、再度80円乗せを試しにくると思います。産経新聞に「政府が資産買い入れ基金を20兆円追加して100兆円規模に増額する大幅な追加緩和を求める」との記事が出ているように、海外勢を中心とした日銀の追加緩和期待が大きいことがドル/円でのドルの下支えにつながると思います。ただ、さすがに、昨日の下落までは8日連続で上昇していたこともあり、株価の弱含みが続くようであれば、79円台ミドルから前半までの下押しがあるのではないかと思います。一方、本日の米FOMCでは前回にQE3を実施したばかりでもあることから、FRBの声明にも変更がないとみられ、特に材料視はされないと思っています。

ユーロはスペインの国債入札はまずまずだったものの、ドイツ国債利回りとのスプレッドは拡大しました。朝方にスペインの5州の格下げも要因となりましたが、スペインが支援要請をしないことで、不ペインに対する不安が増してくる可能性もあり、しばらくはユーロの方向感がない状態が続くのではないでしょうか。

豪ドルは先ほど発表された豪7-9月期の消費者物価指数が前期比1.4%、前年2.0%の上昇となったことから、緩和余地があるものの、中銀のインフレターゲットが2~3%となっているため、年内の利下げの可能性はかなり後退したと思われます。このため、豪ドルが下支えられる可能性がありますが、この後10:30に発表されるHSBC製造業PMIなど中国の経済指標が悪化しているようであれば、むしろ中国の景気減速が材料視された豪ドルは下落するものと思います。

ポンドは、キング英中銀(BOE)総裁が追加緩和の余地があるとの発言をしていますが、市場は明日の7-9月期GDP待ちとなっていて、こちらも方向感が出にくい状態と思います。チャートでは10/18の高値を僅かなところですが超えられていないため、上値の重さを感じています。

■EURUSD 日足(一目均衡表、MACD) FXチャートEUR/USD
source:uedaharlowfx UH StandardChart ユーロ/ドルは、かろうじて一目均衡表(日足)の転換線と基準線でサポートされました。ただ、本日は2つの線が切り上がるため、1.29710ドルを維持できないと、2つの線の下に抜け出てしまいます。遅行線は日々線(ロウソク足)の下を推移していて、足元では下降トレンドに入りかかっているとも言えそうです。MACDも僅かながらシグナルを下回っていることで、雲の上限となる1.28062ドルまでは下落する可能性があります。

■本日の短期/中期2本の移動平均線からみたサポート・レジスタンス
USD/JPY 5日移動平均線(79.431)、21日移動平均線(78.514)がサポート
EUR/JPY 5日移動平均線(103.668)がレジスタンス、21日移動平均線(101.759)がサポート
GBP/JPY 5日移動平均線(127.348)がレジスタンス、21日移動平均線(126.328)がサポート
AUD/JPY 5日移動平均線(82.058)がレジスタンス、21日移動平均線(80.803)がサポート
NZD/JPY 5日移動平均線(64.882)がレジスタンス、21日移動平均線(64.380)がサポート
CAD/JPY 5日移動平均線(80.364)、21日移動平均線(79.837)がサポート
ZAR/JPY 5日移動平均線(9.125)、21日移動平均線(9.123)がレジスタンス
NOK/JPY 5日移動平均線(13.986)がレジスタンス、21日移動平均線(13.732)がサポート
MXN/JPY 5日移動平均線(6.128)がレジスタンス、21日移動平均線(6.064)がサポート
HKD/JPY 5日移動平均線(10.216)、21日移動平均線(10.094)がサポート
SGD/JPY 5日移動平均線(65.045)、21日移動平均線(64.010)がサポート
EUR/USD 5日移動平均線(1.30485)がレジスタンス、21日移動平均線(1.29574)がサポート
※本文の中・長期コメントとは内容が一致しないことがあります。

■変動率からの予想レンジ 08:10→NYクローズ

Ccy予想レンジ
USD/JPY79.68 ~ 80.10
EUR/JPY103.24 ~ 104.25
GBP/JPY126.92 ~ 127.89
AUD/JPY81.58 ~ 82.37
NZD/JPY64.50 ~ 65.17
CAD/JPY80.10 ~ 80.83
ZAR/JPY9.00 ~ 9.16
NOK/JPY13.86 ~ 14.01
MXN/JPY6.09 ~ 6.16
HKD/JPY10.25 ~ 10.32
SGD/JPY64.97 ~ 65.44
EUR/USD1.2938 ~ 1.3033
GBPUSD1.5903 ~ 1.5987
AUDUSD1.0219 ~ 1.0299
NZDUSD0.8077 ~ 0.8149

■前日のサマリー
東京時間帯はドル/円が朝方に80円を試す動きで80.005円、ユーロ/円が104.585円、ユーロ/ドルが1.30754円まで上昇しました。しかし、日経225平均株kがなどが下落したことから上値が重くなり、後半にかけて下落、ロンドン時間序盤に一時上昇する場面が見られましたが、ドル/円は80円に届かず、ユーロも小幅な上昇にとどまりました。その後、欧州の株価が下落して、ユーロ圏周縁国の国債利回りも上昇したことで、ユーロ/円が103.773円、ユーロ/ドルが1.29982ドルまで下落、ドル/円も弱含みに推移しました。NY時間には発表された米リッチモンド製造業指数が-7と市場予想を大きく下回ったことで、ドル/円が79.713円、ユーロ/円が103.279円、ユーロ/ドルが1.29517ドルまで下落しました。NYダウが大幅な下落となり、重い展開が続きましたが、クローズにかけてはやや戻しました。

前日の主な変動要因
①スペイン国債入札:35.3億ユーロ発行(目標35億ユーロ)⇒ 反応薄
②カナダ中銀:利上げが必要になる公算が大きくなるだろう⇒ カナダドル買い
③米リッチモンド連銀製造業指数-7(予想5)⇒ ドル売り

クローズはドル/円が79.829円、ユーロ/ドルが1.29828ドル、ユーロ/円は103.667円。

※文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 9014.25 3.54
FTSE100(英) 5797.91 -85.00
DAX(独) 7173.69 -154.36
NYダウ(米) 13102.53 -243.36
S&P500(米) 1413.11 -20.71
NASDAQ(米) 2990.46 -26.49
source: bloomberg.co.jp

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 1.76 -0.06
日本10年債 0.785 0.004
英10年債 1.82 -0.08
独10年債 1.57 -0.05
source: bloomberg.co.jp

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1709.40 -16.90
NY原油(期近) 86.67 -1.98
source bloomberg.co.jp

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
10/24(水)
FX経済指標09:30 豪 7-9月期 四半期消費者物価(CPI)
FX経済指標17:00 南ア 9月 消費者物価指数(CPI)
FX経済指標17:00 ドイツ 10月 IFO企業景況感指数
FX経済指標17:00 ユーロ圏 10月 製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
FX経済指標17:00 ユーロ圏 10月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
FX経済指標21:00 ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁講演
FX経済指標23:00 米国 9月 新築住宅販売件数
FX経済指標23:00 米国 8月 住宅価格指数
FX経済指標03:15 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表
FX経済指標05:00 NZ 準備銀行(RBNZ)政策金利

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2011年9月 7日 (水)

おはようございます。虫の声が涼しさを感じさせる季節になってきました。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
ドル>豪ドル>ユーロ>円>ポンド>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はスイス中銀が「ユーロ/スイスフランの水準が1ユーロ=1.20スイスフランを下回る水準を容認しない」「為替ターゲットを最大の決意で守る」と発表したことから、スイスフランが主要通貨に対して下落、ユーロ/スイスでのユーロの上昇から、ユーロ/ドルも一時1.42ドル台後半まで急上昇しましたが、ユーロ圏内の債務問題に進展があったわけではないことから、上昇は一時的に終わったようです。また、ギリシャ問題では独、オランダ、フィンランドの財務相で話し合いは合意に至らなかった模様で、メルケル独首相もユーロ圏からギリシャの離脱を警告」などもあり、次回融資への懸念もくすぶるなかで、ユーロ回の要因を見つけるのが難しくなってきています。ギリシャ2年債は利回りが52.3%にも達していることから、ギリシャのデフォルトリスクは高まっているといえます。早急に債務に対する対策が出されないと、ユーロの一段安の可能性が高まると思います。

一方、ドルはリスク回避から買われた流れで、ドル/円も77円台後半まで上昇しています。昨日発表されたISM非製造業指数はヘッドラインが53.3だったものの、雇用指数をみると51.6(前月は52.5)に低下しており、依然としてリスクが残っている状態と思われます。こうした中で、本日は日銀の金融政策決定会合が行われていて、12時から13時の間に金融政策が発表されると思います。ただ、日銀ができる行動も限られていることから、それほど大きなインパクトはないと思います。引き続き77円台は本邦輸出企業などの売りがあると思われることで、ドル/円の78円台はチャートでも抵抗がいくつか存在しますので、簡単には超えていかないと思います。

■NZDJPY 日足(一目均衡表、ストキャスティックス、フィボナッチ) NZDJPY source:uedaharlowfx
NZドル/円は9/1に65.75円をつけ調整に入っています。8/9の安値の61.39円から見たフィボナッチでは、昨日の安値ベースで50%押しを達成しています。一目均衡表(日足)では実勢レートの戻りが雲の下限、遅行線では雲の上限で押さえられました。このため、再び50%押しとなる63.56円近辺を下回ってきた場合で、61.8%押しとなる63.05円も下回ると更なる下落につながると思います。ストキャスティックス(スロー)でも下落余地が残っています。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
豪ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
ドル/スイス 一目均衡表(日足)の雲を上抜け
カナダドル/円 21移動平均線を上抜け
ユーロ/スイス 一目均衡表(日足)の雲を上抜け
ポンド/スイス 一目均衡表(日足)の雲を上抜け
豪ドル/米ドル 21日移動平均線を下抜け(僅か)

■変動率からの予想レンジ 07:37→NYクローズ

Ccy予想レンジ
USDJPY77.28 ~ 77.93
EURJPY107.83 ~ 109.18
GBPJPY122.93 ~ 124.29
AUDJPY80.62 ~ 81.94
NZDJPY63.11 ~ 64.34
CADJPY77.74 ~ 78.77
ZARJPY10.67 ~ 10.90
NOKJPY14.21 ~ 14.45
MXNJPY6.09 ~ 6.23
HKDJPY9.88 ~ 9.97
SGDJPY63.71 ~ 64.35
EURUSD1.3894 ~ 1.4072

■前日のサマリー
昨日の東京時間はアジアの株価が下落したこともあり、全般的にリスクを回避する動きからドル/円は76.95円近辺から76.72円、ユーロ/円は108.40円近辺から107.80円、ユーロ/ドルは1.4090ドル近辺から1.4039ドルまで下落しました。ロンドン時間に入ると、スイス国立銀行(中銀)がユーロ/スイスフランの下限を1ユーロ=1.20スイスフランに設定すると発表したことから、ユーロが主要通貨に対して大幅に下落、ドルが買われる動きとなり、ドル/円は77.61円、ユーロ/円は109.95円、ユーロ/ドルは1.4284ドルまで急上昇しました。その後は、独製造業受注gア市場予想より下振れしたことから、ユーロの上昇も続きませんでした。NY時間には発表された米非製造業ISMが市場予想より良かったものの、米株価が一時大幅に下落したことから、リスク回避のドル買いと円買いとなり、ドル/円は一時77.08円まで下落したものの、クローズにかけては77.73円まで上昇、ユーロ/ドルは1.3972ドルまで下落し安値圏でクローズ、ユーロ/円は108.05円まで下落後、108円台後半へ戻してクローズしました。
クローズはドル/円が77.63円、ユーロ/ドルが1.3995ドル、ユーロ/円は108.67円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 8590.57 -193.89
FTSE100(英) 5156.84 54.26
DAX(独) 5193.97 -52.21
NYダウ(米) 11139.30 -100.96
S&P500(米) 1165.24 -8.73
NASDAQ(米) 2473.83 -6.50

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 1.98 0.00
日本10年債 0.987 -0.032
英10年債 2.29 0.01
独10年債 1.84 0.00

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1873.30 -3.60
NY原油(期近) 86.02 -0.43

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
9/7(水)
・ 08:50 日本 8月 外貨準備高
10:30 豪 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) 前期比
10:30 豪 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) 前年同期比
00:00 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
・ 14:00 日本 7月 景気一致指数(CI)・速報値
・ 14:00 日本 7月 景気先行指数(CI)・速報値
17:30 英国 7月 鉱工業生産指数 前月比
17:30 英国 7月 製造業生産指数 前月比
・ 19:00 ドイツ 7月 鉱工業生産 前月比
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
22:00 カナダ カナダ銀行 政策金利
・ 23:00 カナダ 8月 Ivey購買部協会指数
・ 00:15 米国 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
・ 03:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・ 05:00 米国 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演

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2011年5月 2日 (月)

おはようございます。明日からはGWの後半となります。どうも後半は天候も良くなりそうです。霧島の新燃岳の噴火や東日本大震災、福島原発と観光立国を目指す日本にとってはネガティブなことが多いのですが、景色がきれいなところが多いので、早く渡航者が増えて欲しいです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>円>ポンド>豪ドル>ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
先週の動きをみていますと、これまで繰り返し書いています通り、市場のメインテーマといいますか、コア(核)としてのドル安が定着しているように見えます。米FOMC、週末のバーナンキの発言でも「弱い雇用」に対して、緩和策を維持するという同議長の一貫した政策スタンスが伺われる限りはこの傾向が継続すると思います。このため、明日からの本邦の大型連休後半もドル安が継続し、ドル/円で81円を割り込んでいく可能性が高いと思います。特に今週は本日は23時に発表されます米製造業ISMでは下振れする可能性が既に示されている(相関性が高いといわれていたフィラデルフィア連銀製造業指数が低下していた)ことや週末発表されたシカゴPMI(購買協会景気指数)でも生産が前回74.2から今回70.0、新規受注が前回74.5から今回66.3と大幅低下、雇用も前回65.6から今回63.7へと低下しています。このため、市場の予想以上にISMが下振れした場合にはドル安に拍車がかかり、前回G7で介入したレベルとなる79.75円(1995年4月19日のドルの安値)割れを再度試すことになりそうです。また、5日にはECB理事会が予定されていて、高止まりしている消費者物価指数に更に懸念が示されると、ユーロ買いとなりユーロ/ドルでの1.45ドル乗せがあり得るのではないかと思います。また、本日は次期ECB総裁となる可能性があるドラギ・イタリア中銀総裁の講演が予定されていて、この内容にも注目と思います。本日も英国はバンクホリデーで休場となることから、NY市場まではあまり動意がないのではないかと思います。

テクニカル的には年初来高値を更新しています豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルではオシレータ系指標では過熱感があり、21日移動平均線からの乖離率も豪ドルは+3%を超えてきています。また、年初来安値を更新しているドル/スイスも同様に売られ過ぎの過熱感があり、21日移動平均線からの乖離利率も-3%を超えていることで、こちらも調整の可能性があります。ただ、ファンダメンタルズでのドル安のトレンドが続いていることで、ダマシが出やすい状況かもしれません。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/円 21移動平均線を下抜け
ドル/スイス 年初来安値更新
豪ドル/米ドル 年初来高値更新
NZドル/米ドル 年初来高値更新

■変動率からの予想レンジ 07:50→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 80.70 ~ 81.52
EURJPY 119.31 ~ 120.97
GBPJPY 134.76 ~ 136.39
AUDJPY 88.34 ~ 89.60
NZDJPY 65.17 ~ 66.15
CADJPY 85.25 ~ 86.40
ZARJPY 12.22 ~ 12.42
NOKJPY 15.32 ~ 15.58
MXNJPY 6.99 ~ 7.09
HKDJPY 10.38 ~ 10.50
SGDJPY 65.93 ~ 66.64
EURUSD 1.4774 ~ 1.4890

■前日のサマリー
週末は本邦が昭和の日で休場となったことや英国がロイヤル・ウエディングのため、休場となったことなどから、アジアや欧州時間での市場参加者が少なく、手掛かり難からドル/円は81円台後半からミドル近辺での動き、ユーロ/ドルも1.48ドル台ミドルから1.4804ドルまで一時下落したものの、この範囲での小動き、ユーロ/円も121円台前半から120円台後半での動きに留まりました。欧州時間帯では、ユーロ圏の消費者物価指数速報値が前年比で2.8%と市場予想より上振れしていたことから、ユーロ/ドルが1.4878ドルまで上昇、ドル/円が81円台前半へと下落、ユーロ/円も連れ安となりました。このため、NY時間序盤にはドル/円が81.12円、ユーロ/円が120.65円まで下落しました。その後、米個人消費支出が予想より上振れしていたことや米企業決算が好調だったことで、ドル/円は81.55円、ユーロ/円は120.97円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4831ドルまで下落、クローズにかけてはバーナンキ米FRB議長の「米経済は、親億な景気後退から完全には回復していない」「住宅市場が、景気回復の足かせとなっている」「雇用市場と住宅市場の問題が無関係出ないことは明らかだ」と発言したことや北アフリカのリビアでガダフィ政権による船舶の攻撃が高まったとの懸念が出たことで、リスク回避の動きから円が買われドル/円は一時81.05円、ユーロ/円は120.06円、ユーロ/ドルも1.4804ドルまで下落しました。
クローズはドル/円が81.11円、ユーロ/ドルが1.4806ドル、ユーロ/円は120.09円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9849.74 157.90
FTSE100(英) 6069.90 1.74
DAX(独) 7514.46 39.24
NYダウ(米) 12810.54 47.23
S&P500(米) 1363.61 3.13
NASDAQ(米) 2873.54 1.01

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.29 -0.02
日本10年債 1.215 -
英10年債 3.42 -0.06
独10年債 3.24 -0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1531.20 14.10
NY原油(期近) 112.86 0.10

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
5/2(月)
10:30 豪ドル 1-3月期 四半期住宅価格指数 前期比
・ 10:30 豪ドル 1-3月期 四半期住宅価格指数 前年同期比
・ 10:30 日本 3月 毎月勤労統計調査-現金給与総額 前年同月比
・ 16:15 スイス 3月 実質小売売上高 前年同月比
・ 16:30 スイス 4月 SVME購買部協会景気指数
・ 16:45 ユーロ圏 コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁講演
・ 16:45 ユーロ圏 ドラギ・イタリア中銀総裁講演
・ 16:45 ユーロ圏 レーン欧州委員講演
・ 17:00 ユーロ圏 4月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
18:00 ユーロ圏 トリシェECB総裁講演
・ 19:30 ユーロ圏 ウェリンク・オランダ中銀総裁講演
・ 21:30 カナダ 3月 鉱工業製品価格 前月比
・ 21:30 カナダ 3月 原料価格指数 前月比
・ 22:00 英国 キング・イングランド銀行(BOE)総裁欧州議会で証言
・ 23:00 米国 3月 建設支出 前月比
23:00 米国 4月 ISM製造業景況指数
・ 00:15 ユーロ圏 コンスタンシオECB副総裁講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2009年1月24日 (土)

この度、当社のシステム障害でお客様に大変ご迷惑、ご心配をおかけし深くお詫び申し上げます。障害復旧を最優先とさせていただいていたため、Blogの更新もできず、楽しみにされていた方にもご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫びいたします。励ましのお声をかけていただいた皆様にもお礼申し上げます。

今週の為替市場は、欧州、英国の金融不安から欧州通貨が大幅に下落、同時に米国も弱含みとなったことで、消極的に円が買われる動きとなりました。週末も独の再保険会社の破綻の噂などでユーロを中心に下落、ドル/円も一時1ドル=87.97円と88円を割り込みましたが、日銀のレートチェックの噂に、円を売る動きとなったことやファンド勢のショートカバーなどから、1ドル=89.63円まで戻りとなったものの、ここが戻り高値となり、88.78円でクローズしています。日銀レートチェック(噂)は、このインターネット時代に日銀も為替レートくらいは当然分かっていると思います。日銀がオーダーの状況などをモニタリングしているのではないでしょうか。10月の安値を下に抜けてしまうと、1ドル=85円近辺までの円高がありえます。下のグラフはユーロの名目実効相場です。為替レートに貿易量の比重をかけて、ユーロの価値を表しています。これを見ると昨年10月のユーロ安時点よりはまだユーロ高の状況で、10月から12月までの上昇のほぼ半分の水準、いわゆる半値押しとなっています。

【ユーロ実効相場】
Blog20090123_01
source:ECB

【週間騰落率(JPY)】
Blog20090123_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【週間騰落率(USD)】
Blog20090123_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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