2019年1月 9日 (水)

1/9 前日のサマリー:ポンドが軟調、ドルと円が強い

おはようございます。昨日は平成の30年を振り返る報道をいくつか見ました。30年といえばジュグラーサイクル(景気循環)で3回りとなります。日本はバブルでスタートでしたが、その後のバブル崩壊や相次ぐ災害、事件が印象に残りました。

為替市場は米政府機関閉鎖の影響もあり、経済指標の発表が限られていることで手掛かりが少なく、一部の通貨を除いていは小動き状態です。米中貿易協議は予定を延長して3日目に突入、進展があってなのか、進展がないからなのかはわかりませんが、市場はやや期待先行と思われます。ただ、他の不透明感も根強いため、ドル円の109円台の滞空時間は短かったようです。材料次第になりますが、ドルの戻り売りのスタンスはしばらく続くのではないかと思います。ポンドも次週の採決は実施の見通しなので、週後半に向けて下押しの可能性は高いとみています。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル/円が108.70円、ユーロ/円が124.72円、ユーロ/ドルが1.1473ドルでオープン。次官級の米中貿易協議への進展への期待感もあり、日経225平均株価が堅調推移、ドル買い地合いとなり、東京時間午後にはドル/円が109円手前まで上昇、ユーロ/ドルは1.1431ドルまで下落、ユーロ/円は124.80円付近から124.25円付近まで小幅下落後、124.70円付近まで往って来いとなりました。ロンドン時間序盤にはドル買いが先行、ドル/円は109.07円の高値を付けましたが、弱いドイツ鉱工業生産にもかかわらず、ユーロが堅調地合いとなったことで108.60円付近へと押し戻されました。ユーロ/ドルは1.1468ドルまで上昇、ユーロ/円は124.60円での小動きとなりました。NY時間には米株価が堅調に寄り付いたものの、上げ幅を縮小する場面で、ドル/円は108.44円、ユーロ/円は124.11円まで下落、ユーロ/ドルは22時過ぎに1.1422ドルまで売り込まれたものの、手掛かりとなる材料が少なく、その後は各通貨ともに下げ幅を縮小しました。クローズはドル/円が108.74円、ユーロ/円が124.39円、ユーロ/ドルが1.1440ドル。

■他通貨
ポンド/円が138.89円、ポンド/ドルが1.2774ドルでオープン。本邦株価の堅調地合いや米中貿易協議への期待感から、ロンドン時間序盤にはポンド/円が139.41円、ポンド/ドルが1.2794ドルまで上昇しました。しかし、バークレー英・EU離脱担当相が「メイ首相の離脱案の議会投票を来週行う」「議員の何人かは離脱案に対して考えの変更を受け入れようとしている」「離脱する時期を延長する考えは無い」「我々は3月29日にEUから離脱する」と発言、ロワゾー仏ヨーロッパ問題担当大臣が「マクロン仏首相とメイ英首相は(リスボン条約)第50条の延長については何も話していない」「(英国への)保証については、我々はもうなにも出来ることはない」などと発言したことで、英議会での離脱協定案の承認をめぐる不透明感は継続、NY時間午後にはポンド/円が137.97円、ポンド/ドルは1.2704ドルまで売られました。クローズはポンド/円が138.23円、ポンド/ドルが1.2713ドル。

豪ドル/円が77.67円、豪ドル/米ドルが0.7145ドルでオープン。豪貿易収支は19.25億豪ドルの黒字と、市場予想より下振れしていましたが、20億豪ドル近い黒字が維持されたこと、米中貿易協議への期待感などから底堅い動きとなり、NY時間午前には豪ドル/円は77.80円付近まで上昇、豪ドル/米ドルはロンドン時間序盤にユーロ買いが強まったことなどで一時0.7115ドル付近まで小幅下落しましたが0.7140ドル付近まで戻しました。NY午後に、米株価が上げ幅を縮小したことなどで豪ドル/円は77.30円付近まで下落しましたが、こちらも一時的でした。クローズは豪ドル/円が77.62円、豪ドル/米ドルが0.7137ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・ハセット米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長:政府機関閉鎖で経済への悪影響がでる。
・豪 11月貿易収支(豪ドル): 19.25億 (予想 22.30億)
・麻生財務相:昨年末から市場の変動幅が大きい状態が続いている。市場は緊張感をもってみていかないといけない。米国経済は間違いなく回復しており、日本経済も好循環という認識に変わりない。
・日本 12月消費者態度指数・一般世帯: 42.7 (予想 42.8)
・ドイツ 11月鉱工業生産 m/m: -1.9% (予想 0.3%)
・アルトマイヤー独経済・エネルギー相:EUと米国の通商協議は非常に困難であり、結果は不確実。
・フランス 11月貿易収支(ユーロ): -50.99億 (予想 -49.46億)
・フランス 11月経常収支(ユーロ): -28億 (前回 -7億)
・バークレー英・EU離脱担当相:メイ首相の離脱案の議会投票を来週行う。議員の何人かは離脱案に対して考えの変更を受け入れようとしている。離脱する時期を延長する考えは無い。我々は3月29日にEU(欧州連合)から離脱する。
・ユーロ圏 12月消費者信頼感確定値: -6.2 (予想 -6.2)
・ユーロ圏 12月経済信頼感: 107.3 (予想 108.2)
・ロワゾー仏ヨーロッパ・外務大臣付 ヨーロッパ問題担当大臣:マクロン仏首相とメイ英首相は(リスボン条約)第50条の延長については何も話していない。(英国への)保証については、我々はもうなにも出来ることはない。
・マース独外相:合意なきブレグジットもまだオプションとしてある。アイルランド島をハード・ボーダーで分けることは許容できない。
・スラック英首相報道官:15日にEU離脱案の議会採決を行なうことを提案。メイ英首相は今週ユンケル欧州委員長と会談する可能性。リスボン条約第50条の発動を延期させない。
・カナダ 11月貿易収支(カナダドル): -20.6億 (予想 -19.5億)
・トランプ米大統領:中国との協議はとても順調
・米財務省3年債入札:最高落札利回り2.559%、応札倍率2.44倍
・米国 11月消費者信用残高(ドル) m/m: 221億 (予想 175億)
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 108.737 0.034 0.03%
EUR/JPY 124.385 -0.339 -0.27%
GBP/JPY 138.227 -0.664 -0.48%
AUD/JPY 77.623 -0.059 -0.08%
NZD/JPY 73.063 -0.333 -0.45%
EUR/USD 1.14403 -0.00330 -0.29%
GBP/USD 1.27133 -0.00636 -0.50%
AUD/USD 0.71374 -0.00077 -0.11%
NZD/USD 0.67195 -0.00331 -0.49%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
UHChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 20,204.04 165.07
TOPIX 1,518.43 5.90
CSI300(中国) 3,047.70 -6.60
FTSE100(英) 6,861.60 50.72
DAX(独) 10,803.98 56.17
NYダウ(米) 23,787.45 256.10
S&P500(米) 2,574.41 24.72
NASDAQ(米) 6,897.00 73.53

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 2.728 0.032
日本10年債 -0.005 0.015
英10年債 1.274 0.020
独10年債 0.226 0.005

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,285.90 -4.00
NY原油(期近) 49.78 1.26

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標09:00 日本 11月毎月勤労統計調査-現金給与総額 y/y
FX経済指標09:30 豪 11月住宅建設許可件数 m/m
FX経済指標16:00 ドイツ 11月貿易収支(ユーロ)
FX経済指標16:00 ドイツ 11月経常収支(ユーロ)
FX経済指標16:30 スイス 12月消費者物価指数(CPI) m/m
FX経済指標16:45 フランス 12月消費者信頼感指数
FX経済指標19:00 ユーロ圏 11月失業率
FX経済指標22:15 カナダ 12月住宅着工件数
FX経済指標22:20 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
FX経済指標23:00 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
FX経済指標00:00 カナダ カナダ銀行(BoC)政策金利
FX経済指標00:30 カーニー英中銀(BoE)総裁発言
FX経済指標01:30 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演
FX経済指標04:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

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