2018年8月31日 (金)

おはようございます。アルゼンチンペソが続落、中銀は政策金利を15%引き上げて60%にしました。金利は魅力的に見えます(笑)。さて、ある全治のリスクが新興国通貨に伝搬、楽観的な心理を引き締める形で、リスクオフの円とドル買いになりましたが、トランプ米大統領が中国への圧力を継続する意向を示していることで、ドル/円でも円買いとなっています。月末、週末ということで、リスクオフの心理が継続すると思います。また、EUも英との交渉で楽観的になりすぎた心理の軌道修正を図っており、不透明感からのリスクオフの流れが本日は続くと思います。クロス円やドルストレートストキャス(9日、3、3)では80以上でのデッドクロスが多数発生していますので、調整が出るだと思います。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル/円が111.65円、ユーロ/円が130.71円、ユーロ/ドルが1.1704ドルでオープン。アルゼンチンのリスクを嫌気したリスク回避の動きに加え、豪の民間設備投資が大幅な下振れとなったことで豪ドルが下落、ドルと円が買われて、ドル/円は111.51円、ユーロ/円は130.46円、ユーロ/ドルも1.1696ドルまで下落しました。東京午後にバルニエEU主席交渉官が「あらゆる選択肢に備える必要」「合意なき離脱も準備に含まれる」と発言したことで、ポンドが下落、欧州の株価が軟調となる中、ドルと円の買いが続き、発表された米の経済指標は市場予想通りでインパクトもなく、NY午後にかけてもドルストレート、クロス円の軟調地合いが継続しました。トランプ米大統領が中国製品2000億ドルに対する関税引き上げを来週にも実施したいとの意向を明らかにしたと一部報道があり、もう一段のリスクオフの動きとなり、ドル/円は110.95円、ユーロ/円は129.41円、ユーロ/ドルも1.1641ドルまで下落しましたが、ユーロ/ドルは終盤にかけては下げ幅を小幅縮小しました。クローズはドル/円が110.97円、ユーロ/円が129.48円、ユーロ/ドルが1.1668ドル。

■他通貨
ポンド/円が145.37円、ポンド/ドルが1.3021ドルでオープン。EUとの離脱交渉で豪に向けて楽観的な心理が継続、東京時間午前は底堅い動きとなりましたが、バルニエEU主席交渉官が「ブレグジット(英国の欧州連合からの離脱)について、あらゆる選択肢に備える必要」「合意なき離脱も準備に含まれる」と前の日の発言内容を一部訂正したことで、ポンドが下落、NY時間にはトランプ米大統領が中国へのさらなる関税引き上げを実施したいとの意向を示したことで、ポンド/円は144.34円まで下落、ポンド/ドルは1.2983ドルまで下落するも、クローズにかけては1.30ドル付近まで戻しました。クローズはポンド/円が144.35円、ポンド/ドルが1.3004ドル。

豪ドル/円が81.60円、豪ドル/米ドルが0.7306ドルでオープン。4-6月期の民間設備投資が前期比-2.5%、住宅建設許可も-5.2%と大幅悪化していたことで、豪ドル/円は81.22円、豪ドル/米ドルは0.7274ドルまで下落しました。ロンドン時間は小康状態となっていましたが、アルゼンチンペソが下落、新興国通貨も売られる中、トランプ米大統領が中国製品2000億ドルの追加関税を来週にも実施したい意向との報道があり、豪ドル/円は80.47円、豪ドル/米ドルは0.7245ドルまで下落しました。クローズは豪ドル/円が80.59円、豪ドル/米ドルが0.7259ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・NZ 7月住宅建設許可件数 m/m: -10.3% (前回 -7.6%)
・日本 7月小売業販売額 y/y: 1.5% (予想 1.2%)
・日本 7月百貨店・スーパー販売額(既存店) y/y: -1.6% (予想 -0.7%)
・NZ 8月NBNZ企業信頼感: -50.3 (前回 -44.9)
・豪 4-6月期民間設備投資 q/q: -2.5% (予想 0.6%)
・豪 7月住宅建設許可件数 m/m: -5.2% (予想 -2.5%)
・バルニエEU首席交渉官:ブレグジット(英国の欧州連合からの離脱)について、あらゆる選択肢に備える必要。合意なき離脱も準備に含まれる。
・南ア 7月マネーサプライM3 y/y: 6.0% (予想 5.7%)
・スイス 8月KOF景気先行指数: 100.3 (予想 101.1)
・ドイツ 8月失業者数 m/m: -0.8万人 (予想 -0.8万人)
・ドイツ 8月失業率: 5.2% (予想 5.2%)
・中国商務省:米国が行動しても中国経済は安定的に広がり続ける。いくつかの国内企業は貿易戦争の影響を受けている。安定的な貿易が維持されると信じている。米国の強攻策や脅しは中国には通用しない。米国が新たな関税について正しい決定を下すことを望む。米国とは現在の貿易問題で建設的な話し合いを行っている。
・英国 7月消費者信用残高(ポンド): 8億 (予想 15億)
・英国 7月マネーサプライM4 m/m: 0.9% (前回 -0.3%)
・ユーロ圏 8月経済信頼感: 111.6 (予想 111.9)
・ユーロ圏 8月消費者信頼感(確定値): -1.9 (予想 -1.9)
・南ア 7月卸売物価指数(PPI) m/m: 0.6% (予想 0.5%)
・ドイツ 8月消費者物価指数(CPI)速報値 m/m: 0.1% (予想 0.1%)
・カナダ 4-6月期GDP 前期比年率: 2.9% (予想 3.0%)
・カナダ 6月月次GDP m/m: 0.1% (予想 0.1%)
・米国 7月個人消費支出(PCE) m/m: 0.4% (予想 0.4%)
・米国 7月個人所得 m/m: 0.3% (予想 0.3%)
・米国 7月個人消費支出(PCEコア・デフレーター) m/m: 0.2% (予想 0.2%)
・米国 新規失業保険申請件数: 21.3万件 (予想 21.4万件)
・フリーランド加外相:NAFTA再交渉を引き続き楽観視
・トランプ米大統領:来週にも2000億ドルの対中貿易関税発動を支持。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 110.974 -0.674 -0.60%
EUR/JPY 129.476 -1.232 -0.94%
GBP/JPY 144.354 -1.068 -0.73%
AUD/JPY 80.593 -1.008 -1.24%
NZD/JPY 73.845 -1.058 -1.41%
EUR/USD 1.16678 -0.00366 -0.31%
GBP/USD 1.30037 -0.00162 -0.12%
AUD/USD 0.72592 -0.00467 -0.64%
NZD/USD 0.66516 -0.00586 -0.87%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 22,869.50 21.28
TOPIX 1,739.14 -0.46
CSI300(中国) 3,351.09 -35.48
FTSE100(英) 7,516.03 -47.18
DAX(独) 12,494.24 -67.44
NYダウ(米) 25,986.92 -137.65
S&P500(米) 2,901.13 -12.91
NASDAQ(米) 8,088.36 -21.32

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 2.855 -0.029
日本10年債 0.105 0.010
英10年債 1.455 -0.034
独10年債 0.346 -0.058

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,205.00 -6.50
NY原油(期近) 70.25 0.74

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標08:01 英国 8月GFK消費者信頼感調査
FX経済指標08:30 日本 7月失業率
FX経済指標08:30 日本 7月有効求人倍率
FX経済指標08:30 日本 8月東京都区部消費者物価指数(除生鮮食料品) y/y
FX経済指標08:50 日本 7月鉱工業生産速報値 m/m
FX経済指標10:00 中国 8月製造業PMI
FX経済指標14:00 日本 7月新設住宅着工戸数 y/y
FX経済指標15:45 フランス 7月卸売物価指数(PPI) m/m
FX経済指標15:45 フランス 8月消費者物価指数(CPI)速報値 m/m
FX経済指標18:00 ユーロ圏 7月失業率
FX経済指標18:00 ユーロ圏 8月消費者物価指数(HICP)速報値 y/y
FX経済指標19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
FX経済指標21:00 南ア 7月貿易収支(ランド)
FX経済指標21:30 カナダ 7月鉱工業製品価格 m/m
FX経済指標21:30 カナダ 7月原料価格指数 m/m
FX経済指標22:45 米国 8月シカゴ購買部協会景気指数
FX経済指標23:00 米国 8月ミシガン大学消費者態度指数確報値
FX経済指標02:00 デギンドスECB副総裁講演
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

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2018年8月30日 (木)

おはようございます。英とEUの離脱交渉はEUが目標としている10月末の期限から11月に延期されましたが、バルにEU交渉官が合意に向けて前向きな発言をしたことで、ポンドが大幅な上昇となりました。英国が受け入れることができる内容化の吟味は必要かもしれません。米とカナダの貿易交渉もカナダが乳製品などでの譲歩の可能性を示していることで、今週中にも妥結の可能性が出て、市場心理を好転させたため、円とドルが売られて、クロス円の上昇となっています。月末も近いことで、本邦輸入のドル買い観測もドルを押し上げると思われます。112円乗せ後にドルがどこまで上昇できるかでしょうか。今月はこの流れ継続としても、9月に入ったら、中国のネガティブな経済指標がリスクを呼び起こす可能性もあります。ドル円は同方向に動きやすいので、値幅は限られそうですが、クロス円の高値追いは注意と思います。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル/円が111.16円、ユーロ/円が129.99円、ユーロ/ドルが1.1691ドルでオープン。月末に向けたドル需要観測などが下支えとなったことや豪ドルの下落からのドル買いもあり、ドル/円は111円台前半、ユーロ/円は130円を挟んで底堅く推移、ユーロ/ドルも1.16ドル台後半で狭いレンジの動きとなりました。ロンドン時間に入ると、「投機的な攻撃を受けた場合、イタリア政府がECBにイタリア国債の買い入れを実施するよう要請した」との報道からユーロ/ドルが1.1651ドル、ユーロ/円が129.58円まで下落しましたが、ドル/円は111円台前半で底堅い動きのままでした。NY時間序盤にはバルニエEU主席交渉官が「EUは英国と将来の関係について11月に声明を出すことを検討」「我々は英国に他の国とは違ったパートナーシップを提供する用意がある」と発言したことで、英とEUの離脱交渉合意への期待が高まり、ポンドが急騰、ECBへの国債購入要請をディマイオ伊副首相が否定するとユーロも反発、米4-6月期GDPが上方修正されたこと、米とカナダの交渉に妥結の可能性が高まったことで、リスクオンからの円売りとなり、ドル/円は111.80円、ユーロ/円は130.83円、ユーロ/ドルも1.1706ドルまで上昇商しました。クローズはドル/円が111.65円、ユーロ/円が130.71円、ユーロ/ドルが1.1704ドル。

■他通貨
ポンド/円が143.05円、ポンド/ドルが1.2864ドルでオープン。アジア時間は小動きとなりましたが、ロンドン時間序盤にイタリア政権がECBに国債購入を要請とのヘッドラインが流れると、ポンド/円は142.81円、ポンド/ドルは1.2844ドルまで下落しましたが。ロンドン時間午後(NY時間序盤)にバルニエEU主席交渉官が「我々は英国に他の国とは違ったパートナーシップを提供する用意がある」などと発言したことから、交渉合意の可能性が高まり、ポンド/円は145.48円、ポンド/ドルは1.3012ドルまで急騰、その後も堅調地合いとなりました。クローズはポンド/円が145.42円、ポンド/ドルが1.3020ドル。

豪ドル/円が81.58円、豪ドル/米ドルが0.7333ドルでオープン。中国株が軟調推移の中、特に目立った材料がなかったものの、テクニカル的な要因か、14時過ぎから豪ドルの下を試す動きに、豪ドル/円は81.20円付近、豪ドル/米ドルは0.7290ドル付近まで下落、イタリア政府がECBに国債購入を要請(後に副首相により否定)のヘッドラインと相まって、ロンドン時間午前には豪ドル/円が81.05円、豪ドル/米ドルは0.7273ドルまで下落しました。しかし、英とEUが離脱交渉で合意の可能性が出たことや米4-6月期GDPが上方修正されたこと、米とカナダの貿易交渉の妥結の可能性が高まったことで、ドル/円は81.60円付近、豪ドル/米ドルは0.73ドル付近まで下げ幅を縮小しました。クローズは豪ドル/円が81.60円、豪ドル/米ドルが0.7306ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・フリーランド加外相:ライトハイザーUSTR代表と建設的な協議ができた。メキシコが労働や自動車原産地規則について譲歩したことは良いこと。
・日本 8月消費者態度指数一般世帯: 43.3 (予想 43.3)
・鈴木人司日銀審議委員:(副作用軽減に)例えば金利の引き上げがある。副作用が累積した先に顕現化する可能性がある。変動幅の拡大は金利水準を上げる施策ではない。
・ドイツ 9月GFK消費者信頼感調査: 10.5 (予想 10.6)
・フランス 7月消費支出 m/m: 0.1% (予想 0.1%)
・フランス 4-6月期国内総生産(GDP)改定値 q/q: 0.2% (予想 0.2%)
・カナダ 4-6月期経常収支(カナダドル): -158.8億 (予想 -152.0億)
・米国 4-6月期実質GDP改定値 前期比年率: 4.2% (予想 4.0%)
・米国 7月住宅販売保留指数 m/m: -0.7% (予想 0.3%)
・バルニエ欧州連合(EU)首席交渉官:EUは英国と将来の関係について11月に声明を出すことを検討。我々は英国に他の国とは違ったパートナーシップを提供する用意がある。
・フリーランド加外相:ライトハイザーUSTR代表と良い協議ができた。カナダはメキシコとも良い協議ができた。
・米財務省7年債入札:最高落札利回り2.844%、応札倍率2.65倍
・トルドー加首相:NAFTA再交渉についてトランプ米大統領が目指す31日の期限までに妥結することは可能。
・トランプ米大統領:カナダは米国とメキシコの貿易協定に加盟するだろう。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 111.648 0.485 0.44%
EUR/JPY 130.708 0.717 0.55%
GBP/JPY 145.422 2.377 1.66%
AUD/JPY 81.601 0.043 0.05%
NZD/JPY 74.903 0.396 0.53%
EUR/USD 1.17044 0.00133 0.11%
GBP/USD 1.30199 0.01523 1.18%
AUD/USD 0.73059 -0.00266 -0.36%
NZD/USD 0.67102 0.00068 0.10%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 22,848.22 34.75
TOPIX 1,739.60 7.97
CSI300(中国) 3,386.57 -13.60
FTSE100(英) 7,563.21 -54.01
DAX(独) 12,561.68 34.26
NYダウ(米) 26,124.57 60.55
S&P500(米) 2,914.04 16.52
NASDAQ(米) 8,109.69 79.65

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 2.884 0.004
日本10年債 0.095 0.000
英10年債 1.489 0.037
独10年債 0.404 0.024

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,211.50 -2.90
NY原油(期近) 69.51 0.98

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標07:45 NZ 7月住宅建設許可件数 m/m
FX経済指標08:50 日本 7月小売業販売額 y/y
FX経済指標08:50 日本 7月百貨店・スーパー販売額(既存店) y/y
FX経済指標10:00 NZ 8月NBNZ企業信頼感
FX経済指標10:30 豪 4-6月期民間設備投資 q/q
FX経済指標10:30 豪 7月住宅建設許可件数 m/m
FX経済指標15:00 南ア 7月マネーサプライM3 y/y
FX経済指標16:00 スイス 8月KOF景気先行指数
FX経済指標16:55 ドイツ 8月失業者数 m/m
FX経済指標16:55 ドイツ 8月失業率
FX経済指標17:30 英国 7月消費者信用残高(ポンド)
FX経済指標17:30 英国 7月マネーサプライM4 m/m
FX経済指標18:00 ユーロ圏 8月経済信頼感
FX経済指標18:00 ユーロ圏 8月消費者信頼感(確定値)
FX経済指標18:30 南ア 7月卸売物価指数(PPI) m/m
FX経済指標21:00 ドイツ 8月消費者物価指数(CPI)速報値 m/m
FX経済指標21:30 カナダ 4-6月期GDP 前期比年率
FX経済指標21:30 カナダ 6月月次GDP m/m
FX経済指標21:30 米国 7月個人消費支出(PCE) m/m
FX経済指標21:30 米国 7月個人所得 m/m
FX経済指標21:30 米国 7月個人消費支出(PCEコア・デフレーター) m/m
FX経済指標21:30 米国 新規失業保険申請件数
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

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2018年8月29日 (水)

おはようございます。8月も本日を入れてあと3日になりました。Twitterでもつぶやきましたが、ドル/円の8月の変動幅は過去15年の平均で4.26円、今年は昨日までで2.37円です。トルコリラのショックが円高を一時招きましたが、概ね111円を挟んでの動きとなっています。このままですと、年間の変動幅も過去最低となる可能性があります。それはさておき、トランプ米大統領の貿易やトルコ情勢に関する発言が出ていないことで、市場は材料待ちの状況となっています。ただ、昨日のロス米商務長官の発言で、「米国はメキシコを為替操作国として非難しない」というのが気になりました。10月中旬に控える米財務省の半期為替報告で、貿易交渉がうまくいっていない国、地域を対象に為替操作国との脅しとも受け取れます。商務省と財務省は異なりますが、トランプ米大統領も特に中国には圧力をかけてくるかもしれません。なんといっても、米中間選挙前の最後(に近い)アピールの場になるでしょうから。それもあり、市場は積極的なドル買いにもなれず、さりとてドル売りもできず、狭いレンジの動きが続きそうです。ドル円は「買って売り」、ユーロドルは「売って買い」(どちらもスワップポイントは受け取り)のスタンスでよいのではないでしょうか。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル/円が111.06円、ユーロ/円が129.68円、ユーロ/ドルが1.1675ドルでオープン。米とメキシコの貿易協議が合意に至ったことで、市場は楽観的となり、ドル買い買い先行、ドル/円は111.34円、ユーロ/円は130.02円まで上昇、ユーロ/ドルはジワリと下落しました。東京時間午後にはディマイオ伊副首相が「経済成長の促進を目的とした投資や改革が行なわれれば、財政赤字が対GDP比でEU基準の3%を超える可能性も」と発言したことで、ユーロ/ドルが1.1662ドルまで売られる場面もありましたが、更に下を試す動きも見られず、トリア伊経済・財務相が「イタリア政府は財政赤字が対GDP比でEU基準の3%を超える計画は無い」と発言したことやムニューシン米財務長官が「ユンケル欧州委員長の訪米から進展がある」などと発言、NY時間もユーロ買いが進み、ユーロ/ドルは1.1732ドル、ユーロ/円は130.26円まで上昇、ドル/円は110.95円まで下落しました。しかし、米リッチモンド連銀製造業指数が市場予想より上振れ、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が「米経済は良好。雇用市場は引き続き堅調」などと発言したこともドル買いの要因となり、ドル/円は111.20円付近まで下げ幅を縮小、ユーロ/ドルは1.17ドルを維持できませんでした。クローズはドル/円が111.16円、ユーロ/円が129.99円、ユーロ/ドルが1.1691ドル。

■他通貨
ポンド/円が143.11円、ポンド/ドルが1.2885ドルでオープン。アジア時間にドル買いが先行したことで、ポンド/円は143.03円、ポンド/ドルは1.2860ドルまで下落しましたが、ロンドン、NY時間にはイタリアの懸念が後退、欧州通貨買いの中でポンドも買われ、NY時間午前にはポンド/円が143.64円、ポンド/ドルが1.2929ドルまで上昇しました。しかし、EUとの離脱交渉で、マース独外相が「アイルランドの国境問題で同意が出来れば、全ての他の未解決問題は解決できる」「アイルランドとハードボーダー(厳しい国境措置)はあってはならない」などと発言、メイ英首相は「ブレグジットで合意が無くてもこの世の終わりではない」と発言したことなど、合意なき離脱へのリスクが蒸し返されたことで、ポンド/円は143円付近、ポンド/ドルは1.2860ドル付近へと押し戻されて、「往って来い」となりました。クローズはポンド/円が143.05円、ポンド/ドルが1.2868ドル。

豪ドル/円が81.56円、豪ドル/米ドルが0.7345ドルでオープン。アジア時間からのドル買いの流れで、午後には豪ドル/円が81.42円、豪ドル/米ドルが0.7319ドルまで下落しましたが、その後は欧州通貨が堅調推移、米ドル安となったことで、豪ドル/米ドル亜hNY時間午前には0.7360ドルまで上昇しましたが、豪ドル/円は81.60円を挟んでの狭いレンジでの動きとなりました。米とカナダの貿易交渉が行われていることで、資源通貨全般が様子見となったこともあり、全般的には狭いレンジの動きに終始しました。クローズは豪ドル/円が81.56円、豪ドル/米ドルが0.7333ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・トルドー加首相:トランプ米大統領と本日、NAFTA交渉について電話会談を行った。会談は建設的。進展を歓迎。NAFTA交渉成功するよう望む。
・ディマイオ伊副首相:経済成長の促進を目的とした投資や改革が行なわれれば、財政赤字が対GDP比でEU基準の3%を超える可能性も。
・フランス 8月消費者信頼感指数: 97 (予想 97)
・マース独外相:アイルランドの国境問題で同意が出来れば、全ての他の未解決問題は解決できる。アイルランドとハードボーダー(厳しい国境措置)はあってはならない。ブレグジットについては全てのシナリオの準備をしなくてはならない。ハードブレグジット(合意の無い強硬離脱)がまだ検討されていることが残念だ。
・ユーロ圏 7月マネーサプライM3 y/y: 4.0% (予想 4.3%)
・メイ英首相:ブレグジットで合意が無くてもこの世の終わりではない。
・マース独外相:独は無秩序なブレグジットは望んでいなく、合意が出来ることを期待している。
・プラートECB専務理事:忍耐強く、用心深く、持続的な政策が依然必要。
・トリア伊経済・財務相:イタリア政府は財政赤字が対GDP比で欧州連合(EU)基準の3%を超える計画は無い。
・ムニューシン米財務長官:米カナダ間は問題はないと推測。カナダとの貿易は大きな障害はないと予測。ユンケル欧州委員長の訪米から進展がある。一方向ではなく、中国市場へのより良いアクセスが必要。
・米国 6月ケース・シラー米住宅価格指数: 213.07 (前回 211.94)
・米国 8月リッチモンド連銀製造業指数: 24 (予想 17)
・米国 8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード): 126.8 (予想 126.8)
・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁:米経済は良好。雇用市場は引き続き堅調。
・ロス米商務長官:先週の米中貿易協議で、打開策はなかった。米国はメキシコを為替操作国として非難しない。
・米財務省5年債入札:最高落札利回りが2.765%、応札倍率が2.49倍
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 111.163 0.102 0.09%
EUR/JPY 129.991 0.313 0.24%
GBP/JPY 143.045 -0.111 -0.08%
AUD/JPY 81.558 -0.024 -0.03%
NZD/JPY 74.507 0.206 0.28%
EUR/USD 1.16911 0.00162 0.14%
GBP/USD 1.28676 -0.00177 -0.14%
AUD/USD 0.73325 -0.00120 -0.16%
NZD/USD 0.67034 0.00111 0.17%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 22,813.47 13.83
TOPIX 1,731.63 2.68
CSI300(中国) 3,400.17 -6.40
FTSE100(英) 7,617.22 39.73
DAX(独) 12,527.42 -10.89
NYダウ(米) 26,064.02 14.38
S&P500(米) 2,897.52 0.78
NASDAQ(米) 8,030.04 12.14

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 2.880 0.034
日本10年債 0.095 0.000
英10年債 1.452 0.174
独10年債 0.380 0.004

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,214.60 -1.60
NY原油(期近) 68.53 -0.34

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標10:30 鈴木人司日銀審議委員あいさつ
FX経済指標14:00 日本 8月消費者態度指数一般世帯
FX経済指標15:00 ドイツ 9月GFK消費者信頼感調査
FX経済指標15:45 フランス 7月消費支出 m/m
FX経済指標15:45 フランス 4-6月期国内総生産(GDP)改定値 q/q
FX経済指標21:30 カナダ 4-6月期経常収支(カナダドル)
FX経済指標21:30 米国 4-6月期実質GDP)改定値 前期比年率
FX経済指標23:00 米国 7月住宅販売保留指数 m/m
FX経済指標02:00 米財務省7年債入札
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

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2018年8月28日 (火)

おはようございます。今週のFXアストロロジー:メリマンレポートでは、火星の逆行は昨日で終わったとのこと。ドル円の基調は"ニュートラル"に格上げされました。今週号から本格的なアドバイスを再開する模様です。ストラテジーはお客様限定のレポートを参照してください。

長期の休場明けのトルコは新たな材料がでず、市場心理は好転しました。ただ、米とメキシコの新たな貿易交渉が大筋で合意したため、成果を強調したいトランプ米大統領の矛先がどこに向くかになってきます。拘束されている米国人牧師の開放、カナダとの新貿易協定、中国への圧力などどこに向かってもおかしくはなく、このまま、リスクオンに向かうとはちょっと考えにくいです。ドルと円は同方向に動きやすいので、レンジ戦略でよいと思いますが、クロス円は売り場探しと考えています。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
週明けの東京市場はドル/円が111.27円、ユーロ/円が129.31円、ユーロ/ドルが1.1621ドルで静かなオープンとなりました。日経225平均株価は堅調推移となったものの、月末を前にした本邦輸入のドル売りの噂もあり、ドル/円は110.94円まで下落、ユーロ/円も朝方の129.66円の高値を付けた後、129円割れとなりました。ユーロ/ドルは朝方に1.1652ドルまで上昇しましたが、ユーロ/円の下落に連れてジワリと下落、欧州勢の参加のタイミングでユーロ/円は128.78円、ユーロ/ドルは1.1594ドルまで下落しました。休場明けのトルコ情勢は特段の変化がなく、ドイツIFO企業景況感も市場予想を上回ったことから市場心理が好転、ドルと円が売られる展開となりました。NY時間にはNAFTA交渉では新たな貿易協定で米とメキシコが大筋合意に至ったことで、市場に楽観的な見方が広がり、ユーロ/円は129.81円、ユーロ/ドルは1.1692ドルまで上昇しましたが、ドル/円では111円台前半での狭いレンジの中、ドルは上値重く推移しました。クローズはドル/円が111.06円、ユーロ/円が129.68円、ユーロ/ドルが1.1675ドル。

■他通貨
ポンド/円が142.89円、ポンド/ドルが1.2839ドルでオープン。朝方にポンド/円が143.16円、ポンド/ドルが1.2862ドルまで上昇しましたが、本邦輸入のドル売り観測や欧州勢が円買い、ドル買いで参入してきたこともあり、ポンド/円が142.52円、ポンド/ドルが1.2828ドルまで下落しました。ロンドン市場はバンクホリデーで休場となり、手掛かり材料が少ない中、トルコ情勢が落ち着いていたことやドイツの景況感の改善を受けて、市場心理が好転、米とメキシコが新たな貿易協定で合意したことから、NY午後にはポンド/円が143.26円、ポンド/ドルが1.29ドルちょうどまで上昇しました。クローズはポンド/円が143.16円、ポンド/ドルが1.2885ドル。

豪ドル/円が81.57円、豪ドル/米ドルが0.7327ドルで週末クローズと比べてギャップアップでのオープンとなりました。序盤は豪ドル買いが継続、豪ドル/円は81.72円、豪ドル/米ドルは0.7342ドルまで上昇しましたが、奔放輸入のドル売り観測などで、欧州序盤には豪ドル/円が81.18円、豪ドル/米ドルは0.7306ドルまで下落しました。その後、は市場心理の改善や米とメキシコの貿易協定での合意などで、豪ドル/円は81.67円、豪ドル/米ドルは0.7355ドルまで上昇しました。クローズは豪ドル/円が81.58円、豪ドル/米ドルが0.7345ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・コンテ伊首相:イタリアはEUの財政規則を守ることができない
・ルメール仏経済・財務相:貿易戦争は避けられているが、まだ不確実さが残っている。フランスの2018年の成長率は1.7%を予測。2019年は持続的ペースの成長を予測。
・ドイツ 8月IFO企業景況感指数: 103.8 (予想 101.9)
・トランプ米大統領:メキシコと貿易について合意後はNAFTAの名称を削除する。カナダとはまだ始まっていない。まずはメキシコから。
・米財務省2年債入札:最高落札利回りが2.655%、応札倍率が2.89倍
・カナダ当局:フリーランド加外相は28日、NAFTA協議のためワシントンに向かう。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 111.061 -0.177 -0.16%
EUR/JPY 129.678 0.404 0.31%
GBP/JPY 143.156 0.252 0.18%
AUD/JPY 81.582 0.099 0.12%
NZD/JPY 74.301 -0.134 -0.18%
EUR/USD 1.16749 0.00538 0.46%
GBP/USD 1.28853 0.00385 0.30%
AUD/USD 0.73445 0.00204 0.28%
NZD/USD 0.66923 0.00012 0.02%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 22,799.64 197.87
TOPIX 1,728.95 19.75
CSI300(中国) 3,406.57 81.24
FTSE100(英) 7,577.49 14.27
DAX(独) 12,538.31 143.79
NYダウ(米) 26,049.64 259.29
S&P500(米) 2,896.74 22.05
NASDAQ(米) 8,017.90 71.92

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 2.846 0.036
日本10年債 0.095 0.000
英10年債 1.278 --
独10年債 0.376 0.032

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,216.00 2.70
NY原油(期近) 68.87 0.15

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標15:45 フランス 8月消費者信頼感指数
FX経済指標17:00 ユーロ圏 7月マネーサプライM3 y/y
FX経済指標20:00 プラートECB専務理事講演
FX経済指標22:00 米国 6月ケース・シラー米住宅価格指数
FX経済指標23:00 米国 8月リッチモンド連銀製造業指数
FX経済指標23:00 米国 8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
FX経済指標02:00 米財務省5年債入札
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

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2018年8月27日 (月)

おはようございます。朝晩は少しだけ過ごしやすくなりましたが今日も猛暑のようです。本日朝はドル売りと円売りが継続しているようです。トルコは休場明けとなりますので、ロンドン時間の入りは注意したいところです。ロンドンはバンクホリデーで休場、米経済指標の発表ほとんどないため、材料は限られそうです。楽観的な市場心理と、トランプ大統領発言によるリスクとの綱引き状態が続くのではないでしょうか。ドル/円は110円台後半から111円台後半のレンジで、発言等による下落したところは拾うスタンスでしょうか。ユーロはイタリアが台風の目となるかです。ポピュリズム政党の発言には注意です。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル/円が111.20円、ユーロ/円が128.35円、ユーロ/ドルが1.1534ドルでオープン。本邦の5・10日ということでのドル買いが先行、ドル/円は正午過ぎに111.47円まで上昇しましたが、豪での与党自由党の党首選でモリソン財務相が勝利したことで、豪ドルが上昇、米ドルが下落する展開となり、ドル/円は111円台ミドル下での底堅い動きになった一方で、ユーロは堅調に推移、ロンドン時間序盤にはユーロ/円が129円に乗せ、ユーロ/ドルは1.16ドル手前まで上昇しました。NY時間午前にはブラード米セントルイス連銀総裁が「2018年の米経済は好調だが、2019年と2020年は減速する可能性」「インフレ圧力はそれほど感じていな」と発言、パウエル米FRB議長も「過熱リスクは高まっていないとみる」「成長が堅調に続けば漸進的な利上げは適切」「インフレが2%を大きく上回る兆候はまだ見られない」などと発言したことで、2019年前半で利上げ打ち止め観測が浮上、ドル/円は111.09円まで下落、ユーロ/ドルは1.1636ドル、ユーロ/円は129.36円まで上昇しました。その後、トランプ米大統領が「現時点ではポンペオ米国務長官が北朝鮮を訪問することはない」「北朝鮮の非核化は不十分」と発言したものの、市場への影響は限定的で、ドル/円は111.25円付近まで下げ幅を小幅ながら縮小しました。クローズはドル/円が111.24円、ユーロ/円が129.27円、ユーロ/ドルが1.1621ドル。

■他通貨
ポンド/円が142.46円、ポンド/ドルが1.2803ドルでオープン。目立った材料がない中で、豪の党首選をきっかけに米ドル売りが強まったことから、ロンドンからNY時間にかけてポンドは堅調推移、ロンドン時間午前にはポンド/円が143.23円まで上昇、地区連銀総裁らのハト派的な発言に加え、パウエル米FRB議長の講演では無難な内容だったものの、やや慎重姿勢が示されたことで、ポンド/ドルは1.2874ドルまで上昇しました。クローズにかけては豪ドル/円が142.70円付近までやや軟調地合いとなる場面もありましたが、豪ドル/円は142.90円付近まで戻しました。クローズはポンド/円が142.90円、ポンド/ドルが1.2847ドル。

豪ドル/円が80.58円、豪ドル/米ドルが0.7239ドルでオープン。与党自由党で党首選が実施されたことで、ターブル首相は辞任(政界も引退)、モリソン財務相が勝利したことから、市場は安心感が広がり、豪ドル/円は80.60円付近から81.15円付近、豪ドル/米ドルは0.7235ドル付近から0.7280ドル付近へと豪ドルの買い戻しとなりました。ロンドン時間以降も豪ドル買いは継続、米地区連銀総裁やパウエル米FRB議長のハト派的とみられる発言から、豪ドル/円は81.66円、豪ドル/米ドルは0.7340ドルまで上昇しました。クローズは豪ドル/円が81.48円、豪ドル/米ドルが0.7324ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・NZ 7月貿易収支(NZドル): -1.43億 (予想 -4.00億)
・オアNZ準備銀行(RBNZ)総裁:政策金利の引き下げを排除しない。NZドルの動きは非常に満足。
・日本 7月全国消費者物価指数(CPI) y/y: 0.9% (予想 1.0%)
・日本 7月企業向けサービス価格指数 y/y: 1.1% (予想 1.2%)
・中国商務省:中国と米国は次のステップに向けて連絡を密に取る。米中は貿易問題に対して建設的で、率直的な意見を交換した。
・グロエペ南ア準備銀行(SARB)副総裁:金利に対して慎重な対応をとる。南アランドのボラティリティは外的要因。通貨安が継続すれば対応する。
・ドイツ 4-6月期国内総生産(GDP)改定値 q/q: 0.5% (予想 0.5%)
・劉昆中国財政相:中国は、米国が講じている理不尽な措置に対し、断固として対応していく。貿易摩擦の影響を受けた失業者や労働者を支援するために財政支出を拡大する。
・ブラード米セントルイス連銀総裁:米FRBは、イールドカーブに配慮する必要はない。2018年の米経済は好調だが、2019年と2020年は減速する可能性。もし景気拡大が加速した場合、政策調整で対応する。インフレ圧力はそれほど感じていない。市場は、FRBよりもハト派。FRBは、米議会からの法的拘束力を重視。
・米国 7月耐久財受注 m/m: -1.7% (予想 -0.5%)
・米国 7月耐久財受注・輸送用機器除く m/m: 0.2% (予想 0.5%)
・メスター米クリーブランド連銀総裁:今年の成長率予想を3.00%程度に上方修正する。米連邦準備理事会(FRB)のこれまでの政策は正しい。現時点では、FF金利誘導目標を3.0%付近と思われる中立金利以上に引き上げるべきかの判断は難しい。
・カプラン米ダラス連銀総裁:FRBは金利を中立水準まで動かすべき。
・パウエル米FRB議長:強い経済が続くと予想する十分な根拠がある。過熱リスクは高まっていないとみる。成長が堅調に続けば漸進的な利上げは適切。インフレが2%を大きく上回る兆候はまだ見られない。
・グアハルド・メキシコ経済相:米国とメキシコ、NAFTA再交渉は順調に進んでいる
・トランプ米大統領:現時点ではポンペオ米国務長官が北朝鮮を訪問することはない。北朝鮮の非核化は不十分。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 111.238 -0.002 0.00%
EUR/JPY 129.274 0.874 0.68%
GBP/JPY 142.904 0.370 0.26%
AUD/JPY 81.483 0.856 1.06%
NZD/JPY 74.435 0.650 0.88%
EUR/USD 1.16211 0.00823 0.71%
GBP/USD 1.28468 0.00421 0.33%
AUD/USD 0.73241 0.00832 1.15%
NZD/USD 0.66911 0.00565 0.85%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 22,601.77 190.95
TOPIX 1,709.20 10.98
CSI300(中国) 3,325.34 5.31
FTSE100(英) 7,577.49 14.27
DAX(独) 12,394.52 28.94
NYダウ(米) 25,790.35 133.37
S&P500(米) 2,874.69 17.71
NASDAQ(米) 7,945.98 67.52

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 2.810 -0.016
日本10年債 0.095 0.000
英10年債 1.278 0.007
独10年債 0.345 0.005

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,213.30 19.30
NY原油(期近) 68.72 0.89

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標17:00 ドイツ 8月IFO企業景況感指数
FX経済指標02:00 米財務省2年債入札
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

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http://www.uedaharlowfx.jp/major/major_customer/

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