2018年5月31日 (木)

おはようございます。イタリアの政治空白が続いていますが、反EUのサボナ氏の推薦を「五つ星運動」が取り下げる方向で動いていることで、連立政権が樹立、総選挙が回避される可能性がでたことで、昨日はリスクオフも巻き戻しとなりました。私が見ている9日のストキャスティクス(スロー)では複数の通貨でゴールデンクロスが発生しており、売られすぎに近かったユーロなどは少し戻るのではないかと思われます。本日は月末、経済指標が多く発表されますし、実需のフローが出てくるかもしれません。株式市場では Sell in May とは言えないかもしれませんが、ドル/円は中旬以降に下落しています。ドイツの経済指標が改善傾向にあり、米国の雇用関連はやや重たくなっているように感じます。円売りの心理になれなければ、ドル/円は下を試すのではないかと思います。ただし、107円だではサポートされるのではないでしょうか。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル/円が108.74円、ユーロ/円が125.48ドル、ユーロ/ドルが1.1532ドルでオープン。海外市場の株安の流れを受けて、日経225平均株価が下落したものの、米長期金利の上昇などからドル/円は堅調推移、混迷が続いているイタリアで「五つ星運動」と「同盟」が連接政権樹立に向けての模索を続けているとの報道やドイツの小売売上高が市場予想より強かったこと、消費者物価指数(CPI)が前月比+0.5%と市場予想から上振れしたことで、ロンドン時間にはユーロ/円が126.81円、ユーロ/ドルが1.1640ドル、ドル/円もユーロに牽引されて108.97円まで上昇しました。NY時間序盤には米ADPが市場予想より下振れ、米1-3月期実質GDPが前期比年率で2.2%へ下方修正されたことなどで、各通貨とも小幅に下げ幅を縮小する動きが見られましたが、「五つ星運動」が渦中のサボナ氏を経済相ではなく、他の閣僚ポストへとの融和的な姿勢を見せたこともリスク後退要因となり、ユーロ/円が127.29円、ユーロ/ドルが1.1674ドルまで上昇、米株価の大幅な上昇もあり、ドル/円も109.06円を一時付けました。クローズはドル/円が108.90円、ユーロ/円が126.99円、ユーロ/ドルが1.1661ドル。

■他通貨
ポンド/円が143.97円、ポンド/ドルが1.3237ドルでオープン。イタリアの政治空白での混乱が、「五つ星運動」のサボナ氏の経済相推薦取りやめの報道から、リスク後退とみなされたことで、NY時間にはポンド/円が145.04円、ポンド/ドルが1.3305ドルまで上昇しました。クローズはポンド/円が144.61円、ポンド/ドルが1.3279ドル。
豪ドル/円が81.61円、豪ドル/米ドルが0.7501ドルでオープン。こちらもイタリアの政局絡みで、懸念が後退したことからNY時間には豪ドル/円が82.59円、豪ドル/米ドルが0.7581ドルまで上昇しました。また、カナダ中銀(BoC)が声明で利上げの可能性を示したことや米株価の大幅上昇も買いの要因とみなされます。クローズは豪ドル/円が82.43円、豪ドル/米ドルが0.7565ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・NZ 4月住宅建設許可件数 m/m: -3.7% (前回 14.7%)
・日本 4月小売業販売額 y/y: 1.6% (予想 0.9%)
・日本 4月百貨店・スーパー販売額(既存店) y/y: -0.8% (予想 0.2%)
・オアNZ準備銀行(RBNZ)総裁:RBNZは住宅価格上昇の減速を計画している
・豪 4月住宅建設許可件数 m/m: -5.0% (予想 -3.0%)
・日本 5月消費者態度指数一般世帯: 43.8 (予想 43.9)
・ドイツ 4月小売売上高指数 m/m: 2.3% (予想 0.5%)
・ドイツ 4月輸入物価指数 m/m: 0.6% (予想 0.7%)
・フランス 4月消費支出 m/m: -1.5% (予想 0.2%)
・フランス 1-3月期GDP改定値 q/q: 0.2% (予想 0.3%)
・スイス 5月KOF景気先行指数: 100 (予想 104.7)
・ドイツ 5月失業者数 m/m: -1.1万人 (予想 -1.0万人)
・ドイツ 5月失業率: 5.2% (予想 5.3%)
・ユーロ圏 5月消費者信頼感 確定値: 0.2 (予想 0.2)
・ドイツ 5月消費者物価指数(CPI)速報値 m/m: 0.5% (予想 0.3%)
・米国 5月ADP雇用統計 m/m: 17.8万人 (予想 19.0万人)
・カナダ 1-3月期経常収支(カナダドル): -195.0億 (予想 -181.5億)
・カナダ 4月鉱工業製品価格 m/m: 0.5% (予想 0.6%)
・カナダ 4月原料価格指数 m/m: 0.7% (前回 2.1%)
・米国 1-3月期実質GDP改定値 y/y: 2.2% (予想 2.3%)
・カナダ銀行(BoC)政策金利: 1.25% (予想 1.25%)
・米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック):経済活動は緩やかに拡大した。製造業活動は加速。労働市場は引き続き引き締まった。物価は大半の地区で緩やかに上昇。
・カナダ銀行(BoC)声明:世界的な経済活動は4月予測より概ね順調。加インフレ率は2%に近づいており、最近のガソリン価格の上昇を背景に4月予測よりも短期的にはやや高くなるだろう。4月以降の動きはインフレを目標近く維持するため、利上げが正当化されるとの理事会の見解をさらに強化する。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 108.896 0.155 0.14%
EUR/JPY 126.991 1.512 1.20%
GBP/JPY 144.611 0.626 0.43%
AUD/JPY 82.426 0.817 1.00%
NZD/JPY 76.017 0.982 1.31%
EUR/USD 1.16608 0.01223 1.06%
GBP/USD 1.32794 0.00422 0.32%
AUD/USD 0.75652 0.00644 0.86%
NZD/USD 0.69812 0.00822 1.19%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 22018.52 -339.91
FTSE100(英) 7689.57 56.93
DAX(独) 12783.76 117.25
NYダウ(米) 24667.78 306.33
S&P500(米) 2724.01 34.15
NASDAQ(米) 7462.45 65.86

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 2.855 0.074
日本10年債 0.025 -0.010
英10年債 1.257 0.060
独10年債 0.372 0.112

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1306.50 2.40
NY原油(期近) 68.21 1.48

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標08:01 英国 5月GFK消費者信頼感調査
FX経済指標08:50 日本 4月鉱工業生産速報値 m/m
FX経済指標10:00 中国 5月製造業PMI
FX経済指標10:00 NZ 5月NBNZ企業信頼感
FX経済指標10:30 豪 1-3月期四半期民間設備投資 q/q
FX経済指標14:00 日本 4月新設住宅着工戸数 y/y
FX経済指標14:45 スイス 1-3月期GDP q/q
FX経済指標15:45 フランス 4月卸売物価指数(PPI) m/m
FX経済指標15:45 フランス 5月消費者物価指数(CPI)速報値 m/m
FX経済指標16:15 スイス 4月実質小売売上高 y/y
FX経済指標17:30 英国 4月消費者信用残高(ポンド)
FX経済指標18:00 ユーロ圏 4月失業率
FX経済指標18:00 ユーロ圏 5月消費者物価指数(HICP)速報値 y/y
FX経済指標18:30 南ア 4月卸売物価指数(PPI) m/m
FX経済指標19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
FX経済指標19:00 米国 ブラード米セントルイス連銀総裁講演
FX経済指標20:30 米国 5月チャレンジャー人員削減数 y/y
FX経済指標21:00 南ア 4月貿易収支(ランド)
FX経済指標21:30 カナダ 1-3月期GDP y/y
FX経済指標21:30 カナダ 3月月次GDP m/m
FX経済指標21:30 米国 4月個人消費支出(PCE) m/m
FX経済指標21:30 米国 4月個人所得 m/m
FX経済指標21:30 米国 新規失業保険申請件数
FX経済指標22:45 米国 5月シカゴ購買部協会景気指数
FX経済指標23:00 米国 4月住宅販売保留指数 m/m
FX経済指標01:30 米国 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
FX経済指標02:00 米国 ブレイナード米FRB理事講演
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

[PR] 上田ハーローFXでは大口取引を歓迎しています。詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.uedaharlowfx.jp/major/major_customer/

応援クリックおねがいします。
にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

2018年5月30日 (水)

おはようございます。イタリアの政権樹立を巡り、大統領が異例の政治判断を行ったことから混乱を招いているようです(組閣を拒否しなければ、イタリアが通貨同盟から離脱のリスクがあったかもしれません)。欧州の危機といえば、ギリシャの債務に端を発した欧州債務危機(2010年)が思い出されます。当時は債務が多い国の頭文字をとってPIIGS(ポルトガル・イタリア・アイスランド・ギリシャ・スペイン)がユーロを食いつぶすなどといわれていましたね。このうちの2か国で政治的な問題が発生しているわけですが、頭文字をとるとIS(?)なんでしょうか。市場心理はリスク回避に動いていますので、しばらくはドルと円が強い通貨となり、時々でドルが強かったり、円が強かったりすると思います。足許では株価が弱いのでひとまず円買いかもしれません。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル/円が109.39円、ユーロ/円が127.15ドル、ユーロ/ドルが1.1622ドルでオープン。イタリアでポピュリズム政権の誕生をマッタレッラ大統領が拒否、これに対し、「同盟」などが大統領の弾劾の主張をするなど、政治的な混迷を深めたことから、リスク回避として米国債が買われ、米10年債利回りが低下(債券価格は上昇)、日経225平均株価も軟調となり、更に本邦輸出からのドル売りも加わり、ロンドン時間序盤にはドル/円が108.43円、ユーロ/円が125.04円、ユーロ/ドルが1.1510ドルまで下落となりました。その後、イタリアの10年債利回りの上昇が一服したことや米10年債利回りが下げ渋ったこと、「同盟」のサルビーニ党首は29日、「新政府の計画にユーロの即時離脱は含めていない」などで、NY時間午前にはドル/円は109.09円、ユーロ/円は126.43円、ユーロ/ドルは1.1589ドルまで戻したものの、米株価の大幅な下落から、米10年債利回りが再び低下、ドル/円は108.10円、ユーロ/円は124.61円、ユーロ/ドルは1.1519ドルまで下落する場面がありました。クローズはドル/円が108.74円、ユーロ/円が125.48円、ユーロ/ドルが1.1539ドル。

■他通貨
ポンド/円が145.56円、ポンド/ドルが1.3304ドルでオープン。イタリアでの政治リスクに伴い、ロンドン時間にはポンド/円が143.19円、ポンド/ドルが1.3203ドルまで下落しました。その後は下げ幅を縮小する場面もありましたが、米株価の下落から再び軟調しいとなりました。クローズはポンド/円が143.99円、ポンド/ドルが1.3237ドル。
豪ドル/円が82.51円、豪ドル/米ドルが0.7540ドルでオープン。目立った材料がない中で、イタリアの政治リスクから軟調地合いがNY時間まで継続、更にNY市場では米株価が大幅下落となったことで、NY午後には豪ドル/円が81.09円、豪ドル/米ドルが0.7495ドルまで下落しました。クローズは豪ドル/円が81.61円、豪ドル/米ドルが0.7501ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・日本 4月失業率: 2.5% (予想 2.5%)
・日本 4月有効求人倍率: 1.59 (予想 1.6)
・ブラード米セントルイス連銀総裁(於:東京):政策金利はすでに中立に近い。政策正常化のペースを緩めるのが合理的。
・ビスコ・イタリア中銀総裁:債務削減に近道はない。イタリアの運命は欧州の運命。
・米国 3月ケース・シラー米住宅価格指数: 208.62 (前回 206.67)
・米国 5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード): 128 (予想 128)
・ラウテンシュレーガーECB専務理事:6月はQEの出口を決定する月になる公算
・ジョーダンスイス国立銀行(SNB)総裁:マーケットの状況は依然として脆弱
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 108.741 -0.653 -0.60%
EUR/JPY 125.479 -1.687 -1.33%
GBP/JPY 143.985 -1.582 -1.09%
AUD/JPY 81.609 -0.906 -1.10%
NZD/JPY 75.035 -0.865 -1.14%
EUR/USD 1.15385 -0.00843 -0.73%
GBP/USD 1.32372 -0.00669 -0.50%
AUD/USD 0.75008 -0.00392 -0.52%
NZD/USD 0.68990 -0.00384 -0.55%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 22358.43 -122.66
FTSE100(英) 7632.64 -97.64
DAX(独) 12666.51 -196.95
NYダウ(米) 24361.45 -391.64
S&P500(米) 2689.86 -31.47
NASDAQ(米) 7396.59 -37.26

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 2.781 -0.150
日本10年債 0.035 0.000
英10年債 1.197 -0.125
独10年債 0.260 -0.084

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1304.10 -4.90
NY原油(期近) 66.73 1.15

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標07:45 NZ 4月住宅建設許可件数 m/m
FX経済指標08:50 日本 4月小売業販売額 y/y
FX経済指標08:50 日本 4月百貨店・スーパー販売額(既存店) y/y
FX経済指標09:00 日本 黒田東彦日銀総裁発言
FX経済指標10:10 NZ オアNZ準備銀行(RBNZ)総裁議会証言
FX経済指標10:30 豪 4月住宅建設許可件数 m/m
FX経済指標14:00 日本 5月消費者態度指数一般世帯
FX経済指標15:00 ドイツ 4月小売売上高指数 m/m
FX経済指標15:00 ドイツ 4月輸入物価指数 m/m
FX経済指標15:45 フランス 4月消費支出 m/m
FX経済指標15:45 フランス 1-3月期GDP改定値 q/q
FX経済指標16:00 スイス 5月KOF景気先行指数
FX経済指標16:55 ドイツ 5月失業者数 m/m
FX経済指標16:55 ドイツ 5月失業率
FX経済指標18:00 ユーロ圏 5月消費者信頼感 確定値
FX経済指標21:00 ドイツ 5月消費者物価指数(CPI)速報値 m/m
FX経済指標21:15 米国 5月ADP雇用統計 m/m
FX経済指標21:30 カナダ 1-3月期経常収支(カナダドル)
FX経済指標21:30 カナダ 4月鉱工業製品価格 m/m
FX経済指標21:30 カナダ 4月原料価格指数 m/m
FX経済指標21:30 米国 1-3月期実質GDP改定値 y/y
FX経済指標23:00 カナダ カナダ銀行(BoC)政策金利
FX経済指標03:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

[PR] 上田ハーローFXでは大口取引を歓迎しています。詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.uedaharlowfx.jp/major/major_customer/

応援クリックおねがいします。
にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

2018年5月29日 (火)

おはようございます。今週はメリマンレポートはお休みです。レイモンド・メリマン氏がシカゴで開催されるUAC(世界占星学会議)に参加されるとのこと。

本日から実質の週明けとなります。イタリアでは、マッタレッラ大統領がコンテ首相の閣僚名簿を拒否、同首相が辞任すると、コッタレッリ氏を首相に指名、組閣を指示しました。仮に、コッタレッリ首相の組閣を大統領が承認しても、議会の過半数を占める「五つ星運動」と「同盟」が信任しなければ、10月の総選挙の可能性も出てきます。ポピュリズム政権ができないことはユーロ圏にとってはありがたいことでしょうが、イタリアでは政治的な空白が続くことになりますので、頭の痛い問題と、ユーロにとってのマイナス材料が続くことになるのではないでしょうか。ドル円は市場参加者が少なかったこともあるのでしょうが、109円台前半では底堅さが示されています。今週末の米雇用統計、来月のFOMCでの利上げを睨んで、緩やかなドル高になると予想していますので、109円台前半でのドルの打診買いを考えてもいいと思います。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
週明けの東京市場は、27日の韓国・北朝鮮の南北首脳会談で北朝鮮が米朝首脳会談開催に意欲を示したこと、トランプ米大統領が会談の可能性を示したことで、ドル/円が109.76円、ユーロ/円が128.30円、ユーロ/ドルが1.1685ドルとギャップアップしてオープンしました。ただ、会談自体は未定であり、英米市場が休場と市場参加者も限られることで、ドル/円は109.32円までじり安となりました。ユーロはイタリアの政局をにらみながらも、週末のユーロ売りのショートカバーから東京時間午後にはユーロ/ドルが1.1729ドル、ユーロ/円が128.52円まで上昇しました。ロンドン時間には、スペインのラホイ首相が辞任しないとの報道があったものの、イタリアでは組閣名簿が拒否されたコンテ首相が辞任、待ったれった大統領に指名されたコッタレッリ氏が組閣を急ぐことになりましたが、連立政権の一角を占める「同盟」が反発、イタリア国債が売られ(利回りが上昇)、NY時間午前にはユーロ/ドルが1.1607ドル、ユーロ/円が126.85円まで下落、ドル/円も109.24円まで連れ安となりました。ただ、市場参加者が少なく、NY午後にはユーロ/ドルが1.1625ドル、ユーロ/円が127.20円付近まで下げ幅を縮小、ドル/円も109.30円付近まで戻しました。クローズはドル/円が109.39円、ユーロ/円が127.17円、ユーロ/ドルが1.1623ドル。

■他通貨
豪ドルも米朝首脳会談の可能性が出てきたことで、豪ドル/円が82.98円、豪ドル/米ドルが0.7556ドルでギャップアップしてオープンしました。その後はハーパー豪準備銀行(RBA)理事が「住宅価格の下落で利上げを諦めることにはならないだろう」と将来の金融政策の方向性が「利上げ」であることを示したものの、「賃金成長はすべてにおいて遅い」と利上げを急がない(慎重)姿勢を示したことで、豪ドルの上昇は限定的、東京時間午後には、豪ドル/円が83.05円、豪ドル/米ドルが0.7579ドルまで小幅上昇となりました。その後は、スペインやイタリアなどでの政治不安からユーロが下落したことで、NY時間には豪ドル/円は82.45円付近、豪ドル/米ドルは0.7540ドル付近まで軟調推移となりました。クローズは豪ドル/円が82.52円、豪ドル/米ドルが0.7540ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・日本 4月企業向けサービス価格指数 y/y: 0.9% (予想 0.5%)
・ハーパー豪準備銀行(RBA)理事:住宅価格の下落で利上げを諦めることにはならないだろう。賃金成長はすべてにおいて遅い。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 109.394 -0.146 -0.13%
EUR/JPY 127.166 -0.456 -0.36%
GBP/JPY 145.567 -0.194 -0.13%
AUD/JPY 82.515 -0.150 -0.18%
NZD/JPY 75.900 0.141 0.19%
EUR/USD 1.16228 -0.00271 -0.23%
GBP/USD 1.33041 -0.00015 -0.01%
AUD/USD 0.75400 -0.00035 -0.05%
NZD/USD 0.69374 0.00252 0.36%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 22481.09 30.30
FTSE100(英) 7730.28 13.54
DAX(独) 12863.46 -74.55
NYダウ(米) 24753.09 -58.67
S&P500(米) 2721.33 --
NASDAQ(米) 7433.85 --

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 2.931 --
日本10年債 0.040 0.000
英10年債 1.322 --
独10年債 0.344 -0.061

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1303.70 --
NY原油(期近) 67.88 --

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標08:30 日本 4月失業率
FX経済指標08:30 日本 4月有効求人倍率
FX経済指標13:40 米国 ブラード米セントルイス連銀総裁講演(於:東京)
FX経済指標15:45 フランス 5月消費者信頼感指数
FX経済指標17:30 ユーロ圏 ビスコ・イタリア中銀総裁講演
FX経済指標18:30 ユーロ圏 メルシュECB専務理事講演
FX経済指標22:00 米国 3月ケース・シラー米住宅価格指数
FX経済指標23:00 米国 5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
FX経済指標00:30 ユーロ圏 ラウテンシュレーガーECB専務理事講演
FX経済指標01:00 ユーロ圏 ビルロワ・フランス中銀総裁講演
FX経済指標01:00 ユーロ圏 クーレECB理事講演
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

[PR] 上田ハーローFXでは大口取引を歓迎しています。詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.uedaharlowfx.jp/major/major_customer/

応援クリックおねがいします。
にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

2018年5月28日 (月)

おはようございます。米朝首脳会談はこれまでの外交の常識で計れない展開となっています。トランプ米大統領の「恫喝外交」 vs 北朝鮮の「瀬戸際外交」の構図となっていますが、いまのところ、圧倒的な軍事力と経済力を背景とした米国に分があるようです。仮に首脳会談が予定通り開催されたとしても、北朝鮮の非核化には時間がかかると思われますので、会談自体の意味はあるかもしれませんが、朝鮮半島の安定についてはグレーです。世界で最も考えが読めない2人に為替市場も振り回される展開が続きそうですね。足許でドル円は"買い"だと思いますが、情勢の見極めは必要ですが、ひとまず109円台前半を拾うのが良いでしょうか。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
ドル/円が109.23円、ユーロ/円が127.99ドル、ユーロ/ドルが1.1717ドルでオープン。5・10日の仲値観測から、ドル/円が109.73円、ユーロ/円が128.50円へと小幅上昇、ユーロ/ドルは1.1705ドルまで小幅下落しました。ただ、買いが一巡すると新たな材料もなく、日経225平均株価が軟調推移、ドル/円は109.35円付近まで軟調推移となりました。ロンドン時間序盤には、ドイツIFO企業景況感が市場予想を上回ったことで、ユーロ/円が128.51円、ユーロ/ドルが1.1732ドルまで反発する場面がありました、NY時間に入り、スペインで野党がラホイ首相の不信任動議を準備しているとの報道があり、スペイン国債が大幅下落、ユーロ/円が127.14円、ユーロ/ドルが1.1646ドルまで下落、ドル/円は109.12円まで連れ安となりました。NY午後にはトランプ米大統領が開催を見送った米朝首脳会談に対して、「6月12日会談の実現の可能性はまだある」と発言したことで、ドル/円は109.55円、ユーロ/円は127.60円付近まで小幅ながら下げ幅を縮小、ゆーど/ドルは1.1650ドル台での小動きとなりました。パウエル米FRB議長は、「フォワードガイダンスは今後役割が小さくなる」「米財政は持続可能な軌道に乗っていない」などと発言しましたが、市場への影響はほとんどありませんでした。クローズはドル/円が109.54円、ユーロ/円が127.62円、ユーロ/ドルが1.1650ドル。

■他通貨
ポンド/円が146.09円、ポンド/ドルが1.3369ドルでオープン。日本の仲値にむけてのドル買い観測で、ポンド/円は146.71円へと上昇、ポンド/ドルは1.3359ドルへと小幅下落となりました。ロンドン時間には1-3月期GDP改定値が発表されましたが、速報値と同じで影響はほとんどなく、市場予想から上振れしたドイツIFO企業景況感でユーロが買われたことからポンドは底堅い動きとなりました。NY時間序盤にはスペインのラホイ首相に野党が不振に動議を準備とのヘッドラインが出てユーロが下落したことで、ポンド/円は145.27円、ポンド/ドルは1.3308ドルまで下落しました。クローズにかけては米朝首脳会談の実現の可能性が残ったことで、ポンド/円が145.75円付近まで下げ幅を小幅ながら縮小したのに対して、ポンド/ドルは戻りらしい戻りなく、1.3310ドル付近での推移となりました。クローズはポンド/円が145.76円、ポンド/ドルが1.3306ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・日本 5月東京都区部消費者物価指数(除生鮮食料品) y/y: 0.6% (予想 0.6%)
・スイス 1-3月期鉱工業生産 y/y: 8.7% (前回 8.7%)
・ドイツ 5月IFO企業景況感指数: 102 (予想 102)
・英国 1-3月期GDP改定値 q/q: 0.1% (予想 0.1%)
・米国 4月耐久財受注 m/m: -1.4% (予想 -1.4%)
・ユーロ圏 クーレECB理事講演: (前回 )
・米国 5月ミシガン大学消費者態度指数確報値: 98.8 (予想 98.8)
・カプラン米ダラス連銀総裁:今年は3回の利上げが基本シナリオ。中立金利は2.50-2.75%。イールドカーブを非常に注意深く監視している。
・ラホイ・スペイン首相:4年間の任期を全うする
・パウエル米FRB議長:フォワードガイダンスは今後役割が小さくなる。米財政は持続可能な軌道に乗っていない。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 109.540 0.305 0.28%
EUR/JPY 127.622 -0.394 -0.31%
GBP/JPY 145.761 -0.330 -0.23%
AUD/JPY 82.665 -0.062 -0.07%
NZD/JPY 75.759 0.129 0.17%
EUR/USD 1.16499 -0.00671 -0.57%
GBP/USD 1.33056 -0.00661 -0.49%
AUD/USD 0.75435 -0.00279 -0.37%
NZD/USD 0.69122 -0.00097 -0.14%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index 引値 前日比
日経225 22450.79 13.78
FTSE100(英) 7730.28 13.54
DAX(独) 12938.01 82.92
NYダウ(米) 24753.09 -58.67
S&P500(米) 2721.33 -6.43
NASDAQ(米) 7433.85 9.43

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 2.931 -0.046
日本10年債 0.040 -0.005
英10年債 1.322 -0.079
独10年債 0.406 -0.066

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1303.70 -0.70
NY原油(期近) 67.88 -2.83

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標08:50 日本 4月企業向けサービス価格指数 y/y
FX経済指標16:00 ユーロ圏 ビルロワ・フランス中銀総裁講演
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

[PR] 上田ハーローFXでは大口取引を歓迎しています。詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.uedaharlowfx.jp/major/major_customer/

応援クリックおねがいします。
にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

2018年5月27日 (日)

こんにちは。本日は市のクリーンデイでした。すっかり忘れていて、ジョギング中に放送で気が付きました。ただ、ご年配の地元の方々が参加しているという感じですね。

2回目の南北首脳会談が開かれ、金正恩朝鮮労働党委員長は米朝首脳会談に意欲を示し、トランプ米大統領も水面下で交渉が継続していることを示しました。今週の相場のかく乱(ドル高、円安)要因となるかもしれません。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下) ~ High(上)
ドル/円 107.7 ~ 111.9
ユーロ/円 125.1 ~ 129.4
ポンド/円 143.5 ~ 148.1
豪ドル/円 80.4 ~ 84.4
NZドル/円 73.6 ~ 77.4
南アランド/円 8.4 ~ 8.9
中国人民元/円 16.8 ~ 17.4
香港ドル/円 13.7 ~ 14.3
ユーロ/ドル 1.143 ~ 1.185
ポンド/ドル 1.321 ~ 1.361
豪ドル/米ドル 0.746 ~ 0.763
NZドル/米ドル 0.677 ~ 0.706

【今週の見通し】
イタリアでEUに懐疑的な政権が誕生、経済相にユーロ(特に通貨同盟)懐疑派のサボナ氏が候補に挙がったことなどへの警戒感が出たこと、週末にはスペインの野党がラホイ首相の不信任動議を行う可能性が出たことでユーロが続落、英では消費者物価指数(CPI)の低下がみられ欧州通貨が軟調となったこと、トランプ米大統領が米朝首脳会談は実現しないと発言(後に可能性は残した)、また、自動車の関税について調査を命じたことでドルが下落、相対的に円が主要通貨に対して上昇、ドル円は調整となり、クロス円は下げ幅を拡大しました。

米朝首脳会談については、6月12日またはそれ以降での実現を目指して中国などが仲介役となるかに注目です(米韓首脳会談の後に中止の発言を行っているため、韓国は仲介役にはなりえず)。米国は実現の可能性を考慮して30人の先遣隊を派遣すると一部メディアが報道、トランプ米大統領も「存在もしない高官の話をもとにしており、間違いだ」とtwitterに投稿していることから、この問題はまだ市場を揺さぶりそうです。一方で、米通商法232条に基づき、自動車や自動車部品に輸入制限をかける動きをみせたことで、米の保護主義に対して警戒が高まれば、株価の下落からの円買いが継続することになるかもしれません。今週は月末月初に当たることで、週半ばから後半にかけては注目度の高い経済指標の発表が続きます。特に週末の雇用統計は米の金融政策への影響が高いことから、賃金動向への注目が続くものと思われます。また、ユーロ圏ではイタリアの組閣人事、スペインの動向が注目されることになります。

【通貨ペア週間騰落率】 ratio ※図をクリックすると拡大します。source: uedaharlowfx

【ドル】
先週は、週始めに111.38円の高値を付けたあと、一時109円を割り込む水準まで下落しました。パウエル米FRB議長はストックホルム(スウェーデン)の講演で、米の財政赤くじ拡大に対する懸念を表明しました(金融政策には触れず)。今週は週末の1日(金)に米雇用統計の発表がありますが、これとともに経常収支にも注目が集まっていく可能性があります。米雇用統計は労働参加率が63%前後で推移していることで、非農業部門雇用者数の20万件前後の増加から15-18万人の増加にシフトしたようにも見えます。ほぼ完全雇用の状態にありますので賃金上昇ペースに関心が集まるものとみています。ただ、週前半はトランプ米大統領の政策が不透明であるため、リスク回避色が先行すると予想されることで、ドルの場合によっては108円割れ程度までドル安となるかもしれません。特に米政権が保護色を強めた場合に、生産性の低や小売りの低迷など、米経済が停滞する可能性があり、米企業への先行き懸念から株価の調整に繋がると、リスクオフの円買いが先行する(中長期的には日本の景気にも懸念)と思われます。

日足/回帰トレンドでは+2σ(111.08円)を上抜けたところでレジストされて108.96円までの調整となりました。日足/一目/基準線(109.36円)ではサポートされたものの、21日移動平均線(109.78円)では戻りが押さえられています。パラボリックは"売り"に転換していますし、日足/一目/雲のねじれに差し掛かることで、基準線のサポートが切れると55日移動平均線(107.94円)付近まで下げが加速するかもしれません。一方で、この付近で下げ止まれば111円との間でのレンジとなるのではないでしょうか。

【ユーロ】
イタリアでポピュリズム政権誕生が誕生、首相には政治経験のない法学者のジュセッペ・コンテ氏を推薦、マッタレッラ大統領も承認しました。政権誕生に伴い、減税政策や釈迦保障の充実などのバラマキ政策を掲げていることもあり、対GDP比130%を超えるイタリアには、ギリシャ以来の放漫財政へのリスクが高まることになります。また、対ロシア政策については、ロシアは脅威ではないとの位置づけをしていることで、EU内での対ロシア政策やG7での政策に不協和音を生じかねません。また、スペインでは野党がラホイ首相の側近が党内の汚職事件で有罪となったことから、社会労働党とボデモスは不信任動議に積極的に動き、第4の政党のシウダダノスの動向は不透明となっています。相次ぐEU内の不確実性でユーロは下落が継続、今週も下値を試す展開になると思われます。ドイツの小売、失業率、そして消費者物価指数(CPI)の発表があります。ドイツでは、景況感がかろうじて悪化を免れていますが、これまでの経済データは決して良くないものと思います。ユーロ圏も消費者物価指数(HICP)速報値の発表がありますので、政治リスクに加え、物価の上げどまりや小幅低下になると、ユーロの続落に繋がると思われます。

ユーロドルは直近安値を1.1646ドルまで更新、4月中旬以降、戻りらしい戻りがなく下落継続となっています。日足/回帰トレンドでは-2σ(1.1713ドル)を下抜けているため、昨年11月安値(1.1553ドル)がサポートとなって、そろそろ戻りに繋がってもおかしくはない状況かと思われます。
ユーロ円は日足/回帰トレンド-2σと+2σをチャネルとして緩やかな下落となっていて、足許では-2σ(127.28円)にタッチしました。ちょうど、日足/一目/雲のねじれに当たることから、反転か、もう一段の下落の両方の可能性を持っていますが、下に抜けた場合の統計的な継続の可能性は小さいものと予想しています。

【ポンド】
先週発表された消費者物価指数(CPI)は物価が抑制されていることを示し、小売売上高は広範な範囲で堅調さが示されたものの、ユーロへの警戒感からポンドも連れ安となりました。また、カーニー英中銀(BoE)総裁やラムスデン英中銀(BoE)副総裁、サンダース英中銀(BoE)金融政策委員会委員などは2月の見通しに沿って英経済が進展せず、ガイダンスの詳細を伝えることには消極的などとの発言も見られました、市場への影響は限定的となっています。今週は、週末に製造業PMIの発表があるだけですので、週前半はユーロへのリスクで戻りの鈍い展開が予想されます。

ポンド/ドルは1.35ドル付近でのもみ合いを下抜け、週末には1.3302ドルまで下値を更新しました。下降トレンドが継続、昨年10月後半から11月前半の安値1.3025-35ドル付近のサポートまで下落する可能性もありますが、日足/回帰トレンド-2σ(1.3355ドル)を下抜けていることもあり、下げ渋りから小幅な戻しとなる可能性もありそうです。
ポンド円は日足/一目/雲のねじれで反転下落、3/2安値(144.98円)に迫る145.27円まで週末には下落してきました。日足/回帰トレンド-2σ(144.72円)に位置していますので、面合わせの意味もあり145円割れが示現しそうです。この水準を下抜けてしまうと、昨年8月安値の139.28円まで遮るものがなくなります。

【豪ドル】
中国が自動車関税を引き下げ、米中通商協議では一定の情報が見られてほっとしたのもつかの間、米朝首脳会談の開催がトランプ米大統領によって反故(可能性は残るが)にされ、米通商法232条に基づき、自動車や自動車部品に25%の関税が賦課される可能性も出てきました。豪では自動車生産は行われていないものの、中国向けへの原料輸出には再び暗雲が立ち込めることになりそうです。また、米朝首脳会談が行われないとなると、朝鮮半島の地政学的リスクが高まり、豪にも負担が生じることになり、豪ドルにもマイナスに働くものと思われます。今週は住宅建設許可や1-3月期民間設備投資の発表がありますので、豪の経済データにも注目となりますが、当面、金融政策は中立的であるため、欧州通貨の弱含み継続予想から、相対的に豪ドルは底堅い動きとなると予想しています。

豪ドル米ドルは日足/一目/転換線(0.7524ドル)がサポートとなっていますが、基準線(0.7569ドル)に切り下がりつつレジスタンスとなっています。遅行線がロウソク足に接近していることで、上に抜け出ると、0.75-0.76ドルですが、狭いレンジを形成、0.77ドル付近を目指していく可能性が出てきます。サポートは5/9安値(0.7410ドル)付近と思われます。
豪ドル円は日足/一目/雲を一時度抜け出たものの、雲下限まで押し戻されています。雲の厚みがなくなり、ねじれに近い形となるため、抜け出た方向にトレンドが出る可能性があります。ただ、上値が日足/回帰トレンド+2σ(84.56円)でレジストされたことで、84円台での戻りの重さは確認されたと思われ、82円前後とのレンジの動きがしばらく続くかもしれません。

【USDJPY/EURJPY/GBPJPY/AUDJPYチャート】 chart ※図をクリックすると拡大します。source: UH Standard Chart

【日、週、月、年データ】 rate※表をクリックすると拡大します。source: uedaharlowfx

■重要イベント event※表をクリックすると拡大します。
にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ にほんブログ村


にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ にほんブログ村