2017年3月29日 (水)

アカデミックセミナー『トランプ政権とアベノミクス』2017年4月5日
浜田 宏一 氏 (内閣官房参与、イエール大名誉教授)
https://a.uedaharlowfx.jp/webapp/form/10220_cdp_492/index.do

おはようございます。メイ英首相はEU離脱通知の書簡署名を行いました。市場関係者は、EU離脱通告は儀式の一つにしか過ぎないとして、今後のEUとの交渉を注視していくようです。ドルはフィッシャー米FRB副議長が年2回の利上げに意欲を見せたこと、消費者信頼感指数が予想より強かったことで、111円を回復しました。戻りが継続するのかは、今後の米国の経済指標と米政府の政権運営にかかってきます。本日も戻り基調は続くと思いますが、ドルを積極的に買いあがる市場参加者はいないのではないでしょうか。あと、本日はスポット取引は期末です。実需の買いが出るのかもしれません。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
東京時間はドル/円が110.63円、ユーロ/円が120.19円、ユーロ/ドルが1.0861ドルでオープン。日経225平均株価の反発から、ドル/円が110.82円、ユーロ/円が120.37円まで上昇しましたが、実需などの買いも一巡すると、ドルを買いあがる材料もなく上昇分を失いました。ユーロ/ドルは1.0850ドルから1.0870ドル付近での狭いレンジの動きに留まりました。
ロンドン時間は序盤に南アランドが急落(ゴーダン南ア財務相辞任の噂など)したものの、他の通貨への影響は限定的でした。ドル/円は110.50円付近では底堅く、110.75円付近では上値重い展開、ユーロ/円も119.80円付近から120.20円付近のレンジ、ユーロ/ドルも1.0860ドル付近での小幅な動きとなりました。
NY時間は米金利が低下したことで、ドル/円は110.18円、ユーロ/円は119.69円まで下落、ユーロ/ドルは1.0871ドルまで上昇しましたが、コンファレンスボードが発表した米消費者信頼感指数が125.6と市場予想(114.0)を大幅に上回る強い数字となったこと、フィッシャー米FRB副議長が「今年、あと2回の利上げは正しいとみる」と発言したことで、ドル/円は111.18円、ユーロ/円は120.18円まで急反発、ユーロ/ドルは1.0797ドルまで下落しました。クローズはドル/円が111.117円、ユーロ/ドルが1.08102ドル、ユーロ/円は120.145円。

■他通貨
ポンド/円が138.92円、ポンド/ドルが1.2552ドルでオープン。東京時間序盤は株価の上昇に連れポンド/円が139.20円まで買われましたが、直ぐに上昇前の水準へと戻りました。ロンドン時間序盤にはポンドのショートカバーから、ポンド/円が139.38円、ポンド/ドルが1.2594ドルまで上昇したものの、スコットランドの英からの独立機運の高まりへの警戒からか、NY時間午後にかけてポンド/円は138.03円、ポンド/ドルは1.2438ドルまで下落しました。ポンド/円はドル/円の反発に連れて138.35円付近まで下げ幅を縮小しました。クローズはポンド/円が138.313円、ポンド/ドルが1.24448ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・カプラン米ダラス連銀総:成長率は労働市場のたるみを解消し続けるためには十分。段階的な利上げを望む。
・マクチ・スロバキア中銀総裁:ECBは現在の金融スタンスを維持するべき
・米1月ケース・シラー住宅価格指数:192.81 (前回 192.61)
・米3月消費者信頼感指数:125.6 (予想 114.0)
・米3月リッチモンド連銀製造業指数:22 (予想 15)
・ゴーダン南ア財務相:財務相を辞任していない
・マカファーティ英中銀金融政策委員会(MPC)委員:経済が十分強くなったときに利上げする。インフレは今年さらに上昇するだろう。
・イエレン米FRB議長:米経済、全般的に回復しつつある。
・ジョージ米カンザスシティー連銀総裁:米経済は近年で最も長い拡大。段階的な利上げが重要。
・フィッシャー米FRB副議長:財政動向を注視している。今年、あと2回の利上げは正しいとみる。

■為替

通貨ペア引値前日比前日比(%)
USD/JPY 111.117 0.484 0.44%
EUR/JPY 120.145 -0.044 -0.04%
GBP/JPY 138.313 -0.609 -0.44%
AUD/JPY 84.811 0.550 0.65%
NZD/JPY 77.891 0.008 0.01%
EUR/USD 1.08102 -0.00514 -0.47%
GBP/USD 1.24448 -0.01082 -0.86%
AUD/USD 0.76288 0.00161 0.21%
NZD/USD 0.70092 -0.00305 -0.43%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index引値前日比
日経225 19202.87 217.28
FTSE100(英) 7343.42 49.92
DAX(独) 12149.42 153.35
NYダウ(米) 20701.50 150.52
S&P500(米) 2358.57 16.98
NASDAQ(米) 5875.14 34.77

■金利

Country利回り前日比
米10年債 2.418 0.040
日本10年債 0.060 0.000
英10年債 1.192 0.025
独10年債 0.388 -0.013

■コモディティ価格

Commodities引値前日比
NY金(期近) 1255.60 -0.10
NY原油(期近) 48.37 0.64

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標08:50 日本 2月小売業販売額 y/y
FX経済指標08:50 日本 2月百貨店・スーパー販売額(既存店)y/y
FX経済指標15:00 ドイツ 2月輸入物価指数 m/m
FX経済指標15:45 フランス 3月消費者信頼感指数
FX経済指標17:30 英国 2月消費者信用残高
FX経済指標17:30 英国 2月マネーサプライM4 m/m
FX経済指標22:20 米国 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
FX経済指標23:00 米国 2月住宅販売保留指数 m/m
FX経済指標00:30 米国 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演
FX経済指標01:50 ユーロ圏 プラートECB専務理事講演
FX経済指標02:00 米国 米財務省7年債入札(280億ドル)
FX経済指標02:15 米国 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

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2017年3月28日 (火)

アカデミックセミナー『トランプ政権とアベノミクス』2017年4月5日
浜田 宏一 氏 (内閣官房参与、イエール大名誉教授)
https://a.uedaharlowfx.jp/webapp/form/10220_cdp_492/index.do

おはようございます。今週のメリマンレポート(FXアストロロジー)では、金星逆行中中間点(3/23-24)で110.60円までしか落ちなかったので、この付近はサポート水準かもしれないとしていますが、更なる下落水準も予想しています。詳しくはお客様限定のレポートを参照してください。
昨日はストックボイスの東京マーケットワイドのFXフォーカスでトランプ米大統領の2か月を話してきました。この状態になるべくしてなったようにも思いますが、最初の重要法案をまとめきれなかったダメージは挽回するのに時間がかかるかもしれません。最も嫌なシナリオは、イスラエルを絡めて、中東を不安定化して、米国民の支持率を上げるというものです(そこまでは触れることはできませんでしたが)。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
週明けの東京市場はトランプ米大統領がオバマケア代替法案の採決を取り下げたことで、政権の経済対策へのリスクが浮上、ドル/円は110.87円、ユーロ/円は120.11円とギャップダウン、ユーロ/ドルは1.0829ドルとギャップアップしてオープンしました。月末週での実需によるドル買いフローも見られましたが、日経225平均株価が下落する中で、ドル/円は110.14円、ユーロ/円は119.53円まで下落しました。ユーロはザールランド州の州議会選挙でメルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)が勝利したこともあり、1.0868ドルまで堅調推移となりました。
ロンドン時間は序盤に欧州勢がドル売りで参入、ドル/円は110.11円まで安値を僅かに更新しましたが、米10年債利回りが下げ止まったことから110.39円まで小幅反発、ユーロ/ドルはドイツIFO企業景況感が市場予想を上回る112.3となったことで1.08ドル台後半で確りした動き、ユーロ/円は119.94円まで反発しました。
NY時間はエバンズ米シカゴ連銀総裁(ハト派)が「今年の利上げ、恐らく2-3回が適切だろう」などと発言、影響は限定的ながら、米10年債利回りが下げ幅を縮小したことでドル/円は110.65円付近まで、ユーロ/円は120.30円付近まで戻しました。ユーロ/ドルは22時過ぎに1.0905ドルまで上昇しましたが、クローズにかけては1.0860ドル付近へと戻しました。クローズはドル/円が110.633円、ユーロ/ドルが1.08616ドル、ユーロ/円は120.189円。

■他通貨
豪ドル/円は84.62円とギャップダウン、豪ドル/米ドルは0.7627ドルとギャップアップしてオープンしました。日経225平均株価が大幅下落となったことから、リスク・オフの動きでロンドン時間序盤には豪ドル/円が83.94円まで下落しました。豪ドル/円は0.76ドルでは底堅く推移、NY時間には一時0.7646ドルまで上昇する場面がありましたが、原油価格の下落とともに豪ドル/米ドルは0.7606ドル、豪ドル/円は83.89ドルまで売られました。クローズにかけては原油が下げ幅を縮小したこともあり、豪ドル/円は84.30円付近、豪ドル/米ドルは0.7615ドル付近まで戻しました。クローズは豪ドル/円が84.261円、豪ドル/米ドルが0.76127ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・日本2月企業向けサービス価格指数:前年比 +0.8% (予想 +0.5%)
・ユーロ圏2月マネーサプライM3:前年比 +4.7% (予想 +4.9%)
・ドイツ3月IFO企業景況感指数:112.3 (予想 111.1)
・プラートECB専務理事:最近のインフレ高進はおそらく一時的要因によるもの
・バイトマン独連銀総裁:エネルギー価格のインフレへの影響は弱まるだろう
・エバンズ米シカゴ連銀総裁:データが5月利上げ示唆すれば驚くだろう。今年の利上げ、恐らく2-3回が適切だろう。
・スパイサー米大統領報道官:政権は税改革の目標期日を8月とみているが、大きな問題の合意次第

■為替

通貨ペア引値前日比前日比(%)
USD/JPY 110.633 -0.671 -0.60%
EUR/JPY 120.189 0.002 0.00%
GBP/JPY 138.922 -0.071 -0.05%
AUD/JPY 84.261 -0.594 -0.70%
NZD/JPY 77.883 -0.365 -0.47%
EUR/USD 1.08616 0.00638 0.59%
GBP/USD 1.25530 0.00664 0.53%
AUD/USD 0.76127 -0.00102 -0.13%
NZD/USD 0.70397 0.00108 0.15%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index引値前日比
日経225 18985.59 -276.94
FTSE100(英) 7293.50 -43.32
DAX(独) 11996.07 -68.20
NYダウ(米) 20550.98 -45.74
S&P500(米) 2341.59 -2.39
NASDAQ(米) 5840.38 11.64

■金利

Country利回り前日比
米10年債 2.378 -0.034
日本10年債 0.060 -0.005
英10年債 1.167 -0.030
独10年債 0.402 -0.002

■コモディティ価格

Commodities引値前日比
NY金(期近) 1255.70 7.20
NY原油(期近) 47.73 -0.24

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標20:00 ユーロ圏 マクチ・スロバキア中銀総裁講演
FX経済指標22:00 米国 1月ケース・シラー住宅価格指数
FX経済指標23:00 米国 3月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
FX経済指標23:00 米国 3月リッチモンド連銀製造業指数
FX経済指標23:10 カナダ ポロズ・カナダ銀行(BoC)総裁講演
FX経済指標00:30 ユーロ圏 ビスコ・イタリア中銀総裁講演
FX経済指標01:45 米国 ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
FX経済指標01:50 米国 イエレンFRB議長講演
FX経済指標02:00 米国 財務省5年債入札(340億ドル)
FX経済指標05:30 米国 パウエルFRB理事講演
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

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2017年3月27日 (月)

アカデミックセミナー『トランプ政権とアベノミクス』2017年4月5日
浜田 宏一 氏 (内閣官房参与、イエール大名誉教授)
https://a.uedaharlowfx.jp/webapp/form/10220_cdp_492/index.do

おはようございます。トランプ米大統領の政策への失望、ドイツザールランド州でメルケルドイツ首相のCDUが勝利したことで、どいる選挙への楽観的な見方などから、ドル売り、ユーロ買いとなっています。ドル/円は週足/一目/雲上限でレジストされた格好です。これでトランプ政権のもう一つの選挙公約でもある税制改革がとん挫するようだと、ドル安が一気に進みそうです。

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
東京時間はドル/円が110.90円、ユーロ/円が119.57円、ユーロ/ドルが1.0779ドルでオープン。米下院の医療制度改革(オバマケア)代替案の採決への楽観的な見方が広がり、日経225平均株価が上昇、ドル/円は111.47円、ユーロ/円は120.02円まで上昇、ユーロ/ドルは1.0760ドルへと小幅下落となりました。
ロンドン時間はプラートECB専務理事が「金融緩和政策の出口戦略は時期尚早」などと発言したものの、市場への影響は限定的で、米金利の低下やドイツ、ユーロ圏の製造業PMI速報値、サービス部門PMI速報値が軒並み加速していたことで、ユーロ/ドルが1.0812ドルまで上昇、ユーロ/円は120.16円まで小幅な上昇となりました。ドル/円は110.95円まで下落。
NY時間はムニューシン米財務長官の「ドルと株価の上昇はトランプ政権を反映」「ドル高は米経済への信頼を反映」などの発言で111.25円付近まで戻しましたが、米医療制度改革の代替法案を採決しないことが伝わると、ドル/円は110.62円、ユーロ/円は119.63円まで下落、ユーロ/ドルは1.0817ドルまで上昇しました。しかし、ライアン米下院議長とトランプ大統領が「税制改革を進めていく」などと発言、終盤にかけてはショートカバーから小幅な戻りを見せました。クローズはドル/円が111.304円、ユーロ/ドルが1.07978ドル、ユーロ/円は120.187円。

■他通貨
豪ドル/円は84.57円、豪ドル/米ドルは0.7622ドルでオープン。米医療制度改革の代替案への楽観的な見方から、アジアの株価が上昇したことで、豪ドル/円は85.07円(米ドルの仲値不足観測も下支え)、豪ドル/米ドルは0.7639ドルまで上昇しましたが買いが一巡すると反落しました。ロンドン時間からNY時間早朝にかけては米金利の低下やリスク・オフから豪ドル/円が84.42円、豪ドル/米ドルが0.7602ドルまで下落しましたが、ムニューシン米財務長官のドル高容認発言を受けて、豪ドル/円が84.82円、豪ドル/米ドルは0.7628ドルまで上昇しました。その後は、トランプ米大統領が医療制度改革の代替案の採決を見送ったことで豪ドル/円は84.34円まで売られる場面がありましたが、クローズにかけてはショートカバーから買い戻されました。クローズは豪ドル/円が84.855円、豪ドル/米ドルが0.76229ドル。

■前日の主な指標結果と発言
・NZ2月貿易収支:-1800万NZ$ (予想1.80億NZ$)
・カプラン米ダラス連銀総裁:完全雇用に近づいている。財政政策は成長予想の上振れにつながる可能性。
・黒田東彦日銀総裁:長短金利操作はこれまでのところ円滑に機能している。経済・物価いずれも下振れリスクのほうが大きい。
・プラートECB専務理事:金融緩和政策の出口戦略は時期尚早
・フランス10-12月期GDP確定値:前期比0.4% (予想0.4%)
・フランス3月製造業PMI速報値:53.4 (予想52.4)
・フランス3月製造業サービス部門速報値:58.5 (予想56.1)
・ドイツ3月製造業PMI速報値:58.3 (予想56.5)
・ドイツ3月製造業サービス部門速報値:58.5 (予想56.1)
・ユーロ圏3月製造業PMI速報値:56.2 (予想55.3)
・ユーロ圏3月製造業サービス部門速報値:56.5 (予想55.3)
・カナダ2月消費者物価指数(CPI):前月比0.2% (予想0.2%)
・米2月耐久財受注:前月比1.7% (予想1.3%)
・ムニューシン米財務長官:ドルと株価の上昇はトランプ政権を反映。ドル高は米経済への信頼を反映。
・ブラード米セントルイス連銀総裁:今年、追加利上げは可能。バランスシートは今年下期に縮小可能。
・ダドリー米NY連銀総裁:経済は今かなり良い位置にいる。少しずつ緩和を減らしたい。
・トランプ米大統領:オバマケア代替法案は近い将来に採決せず。共和党は税制改革について取り組んでいくだろう。

■為替

通貨ペア引値前日比前日比(%)
USD/JPY 111.304 0.400 0.36%
EUR/JPY 120.187 0.609 0.51%
GBP/JPY 138.993 0.137 0.10%
AUD/JPY 84.855 0.282 0.33%
NZD/JPY 78.248 0.341 0.44%
EUR/USD 1.07978 0.00176 0.16%
GBP/USD 1.24866 -0.00278 -0.22%
AUD/USD 0.76229 0.00006 0.01%
NZD/USD 0.70289 0.00042 0.06%

source: uedaharlowfx

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
FXChartsource:uedaharlowfx UH StandardChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

■株価

Index引値前日比
日経225 19262.53 177.22
FTSE100(英) 7336.82 -3.89
DAX(独) 12064.27 24.59
NYダウ(米) 20596.72 -59.86
S&P500(米) 2343.98 -1.98
NASDAQ(米) 5828.74 11.05

■金利

Country利回り前日比
米10年債 2.409 -0.011
日本10年債 0.065 0.010
英10年債 1.196 -0.032
独10年債 0.403 -0.028

■コモディティ価格

Commodities引値前日比
NY金(期近) 1248.50 1.30
NY原油(期近) 47.97 0.27

source bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

■本日の指標発表予定
FX経済指標08:50 日本 2月企業向ケサービス価格指数 y/y
FX経済指標17:00 ユーロ圏 2月マネーサプライM3 y/y
FX経済指標17:00 ドイツ 3月IFO企業景況感指数
FX経済指標21:00 ユーロ圏 プラートECB専務理事講演
FX経済指標02:00 米国 米財務省2年債入札(260億ドル)
FX経済指標02:15 米国 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

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2017年3月26日 (日)

アカデミックセミナー『トランプ政権とアベノミクス』2017年4月5日
浜田 宏一 氏 (内閣官房参与、イエール大学名誉教授)
https://a.uedaharlowfx.jp/webapp/form/10220_cdp_492/index.do

本日はあいにくの雨ですが、これから、某資格試験で巣鴨まで出かけなければなりません(しかも終日)。季節も冬に逆戻りのようですね。今週はいよいよ本邦の年度末です。昔のように円のレパトリは起きないと思います。

■今週の予想レンジ

CcyLow(下) ~ High(上)
ドル/円 109.5 ~ 113.5
ユーロ/円 118.5 ~ 121.7
ポンド/円 136.5 ~ 142.5
豪ドル/円 82 ~ 86
NZドル/円 76.2 ~ 79.5
南アランド/円 8.65 ~ 9.1
中国人民元/円 15.9 ~ 16.4
香港ドル/円 14.05 ~ 14.5
ユーロ/ドル 1.06 ~ 1.095
ポンド/ドル 1.22 ~ 1.275
豪ドル/米ドル 0.745 ~ 0.775
NZドル/米ドル 0.695 ~ 0.712

【今週の見通し】
オバマケア代替法案の採決に際し、共和党内の意見がまとまらず、トランプ米大統領は採決そのものを見送りました。法案は否決、廃案にはならず、棚上げされたこと、トランプ米大統領が税制改革などの経済対策に意欲を示したことでドルがやや買い戻されましたが、NYダウは続落となっています。今週は月末・四半期末・日本の年度末の週となります。輸入の実需の動きやアセットのリバランスによるフローには注意が必要ですし、イエレン米FRB議長の講演などが予定されているため、米ドルを中心とした動きになりそうです。

【通貨ペア週間騰落率】 ratio※図をクリックすると拡大します。source: uedaharlowfx

【ドル】
トランプ米大統領の選挙公約の一つである医療保険制度改革(オバマケア)の代替法案の採決を見送ったことで、今後のトランプ政権の政策運営についての懸念(疑念)を持ち始めている可能性があります。今後は、法人・個人減税などの税制改革などの経済対策に軸足を移していくことになりますが、国境税などの導入は難しいことが予想され、減税については財源についての議会との調整が難航するようであれば、更に政権運営に厳しい展開となるかもしれません。トランプ政権への期待感で株価が押し上げられて、米も2回の利上げを行ったことから、メッキが剥げたと市場が認識した場合には、米の株価の下落、利上げペースが後退へと連想がつながり、ドルへの売り圧力が継続しそうです。週末こそ、材料で出尽くしでの短期ショート勢のショートカバー、ムニューシン米財務長官の「ドル高は米経済への信頼を反映」への反応でドルが買い戻されましたが、ドル/円は110円を割り込んでいくことが予想しています。

これまでサポートとみられていた週足/一目/雲上限(111.30円)を一時下抜け、週末には雲付近に戻しましたが、雲を回復(雲でサポート)と言えるかは今週の判断となりそうです。再び雲の中に入っていくようだと、昨年12月に雲を上抜けてからのサポートが切れていくことになります。雲の厚みがあるだけに雲を下抜けする可能性は引くですが、基準線(109.37円)付近を試すことが考えられます。一方で、サポートされた場合にはこれまでのレンジ上限の115.50円が重くのしかかりそうです。

【ユーロ】
フランス大統領選挙では第一回のTV討論が行われて、マクロン元経済相が支持率を伸ばし、ルペン国民戦線(極右)との支持率に差をつけました。ルペン党首は週末にプーチン・ロシア大統領と会見、支持挽回に必死になっています。週末に発表されたドイツやユーロ圏の製造業PMI、サービス部門PMIの各速報値は景況感の改善が加速していることを示しています。ECB内部では一部利上げ(マイナス金利部分の縮小)を唱える要人も出るなど、足許の景気は良くなっています。景況感の改善は極右政党への支持を減らす方向につながりますので、政治的にも安心感につながり、ユーロの底堅い動きを支持する可能性があります。今週はドイツIFO企業景況感の発表がありますが、米政治への不安感、フランスの大統領選挙の懸念後退で、IFOに大きな下振れでもない限りは、ユーロの堅調推移を予想しています。

ユーロドルは日足/一目/遅行線が雲上限(1.0819ドル)でレジストされていますが、次週には雲が切り下がることで、上に抜け出る可能性高といえます。ただ、9日ストキャスティクス(スロー)がデッドクロスしていることで、短期的には調整となる可能性が高いと思います。転換線(1.0711ドル)から雲上限(1.0664ドル)付近では下支えされそうです。 ユーロ/円は日足/一目/雲の下を推移していますが、6営業日ぶりに小幅反発しました。足許では基準線(120.55円)がレジスタンスになりますが、雲が切り下がってくるため、雲で押さえされる可能性もあります。雲の入ってくるようであれば、121円台ミドル付近までの戻りは期待できそうです。

【ポンド】
先週発表された英小売売上高は広範なセクタで小売りの伸びが示され、消費者物価指数の上昇と相まってポンド/ドルでは上昇要因(ポンド/円は緩やかな下落)となりました。英国はメイ英首相が29日にEUに離脱通告を行います。EUが交渉の条件を即座に発表するのか、4月下旬のEUサミットまで静観の構えを見せるのかが注目されます。どのような形になるにしても、英経済への影響は免れないことで、交渉過程のヘッドラインに振り回される展開が続くのではないかと思います。今週は10-12月期GDP確定値の発表位しか材料がなく、離脱通告の影響もほぼないと思われます。むしろ、月末や四半期末のフローに注意が必要な州となりそうです(方向はわかりません)。

ポンドドルは日足/一目/雲の上を推移しています。ただ、9日ストキャスティクス(スロー)は買われすぎ圏内を推移していることで、いつデッドクロスして反落してもおかしくはない位置にいます。昨年12月高値(1.2773ドル)、2月高値(1.2704ドル)が戻りいっぱいのようにも思えます。 ポンド円は3/8安値(138.43円)を下抜けして137.75円まで一時下落しました。緩やかな下降トレンドが続いています。今週末には日足/一目/雲を下抜けする可能性が高いことで、1/16安値(136.45円)をターゲットとした下降トレンドが続く可能性があります。ただ、足許では40前後ながら9日ストキャスティクス(スロー)がゴールデンクロスしていることで、基準線(139.89円)から雲下限(140.90-141.43円)付近までの戻りがあるかもしれません。

【豪ドル】
豪準備銀行(RBA)議事要旨では、豪住宅へのリスクが盛り込まれました。また、同時に正解的な物価の上昇についても触れられています。家計部門の負債の増加も懸念材料で、RBAの金融政策の舵取り(特に利上げ)についての難しさが示された格好です。一方で、トランプ米大統領の政策執行に対する懸念が浮上、資源価格の低下を招き、豪ドルは反転下落となりました。トランプ米大統領の税制改革がとん挫、または、規模縮小となると、更なる資源価格の下落となり、豪ドルを押し下げることが予想されます。また、トランプ政権が人気回復のため、中国を名指しで批判などを行った場合には、交易関係の深い豪ドルにも影響が出る可能性があります。豪ドルには売り圧力が継続すると思います。

豪ドル米ドルは日足/一目/雲の中に入ってきました。戻りが雲上限(0.7631-0.7651ドル)で押さえられると、雲の中が定着、2/23高値(0.7739ドル)と3/21高値(0.7748ドル)でダブルトップを付けたことになり、3/9安値(0.7490ドル)を下抜けるとフィボナッチ38.2%押しの0.7380ドル付近まで下落する可能性がります。 豪ドル円はレンジの86.00円~88.00円を下抜けして84.34円まで一j下落しました。日足/一目/雲を下抜けしたことで、戻りがったとしても雲下限(85.92円)付近まで戻す可能性があります。一方で、下落が継続した場合には、週足/一目/基準線(82.17円)から雲上限(81.56円)付近を試すものと思います。

【USDJPY/EURJPY/GBPJPY/AUDJPYチャート】 chart※図をクリックすると拡大します。source: UH Standard Chart

【日、週、月、年データ】 rate※表をクリックすると拡大します。source: uedaharlowfx

■重要イベント event※表をクリックすると拡大します。
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2017年3月25日 (土)

おはようございます。本日は松崎美子氏をお迎えしてのトークイベントです。詳細はこちら。ご参加できない方はFaceBookでもご覧いただけます。フランスでは国民戦線のルペン候補がプーチン・ロシア大統領と会談するなど、選挙をめぐりあわただしくなっています。事の真偽はわかりませんが、欧州の分断を図りたいロシアの思惑をうまく取り込みに行ったのかもしれません。英国在住でユーロ、ポンドに強い松崎さんの話しは、今後のストラテジー構築の上での参考になると思いますので是非、ご覧ください。

24日に発表された21日現在のシカゴIMMの非商業(投機)ポジションでは、ドルが194.2億ドルの買持に増加、円は8,373.4億円の売持(ドルでは75.0億ドルの買持)に減少、ユーロは24.6億ユーロの売持(ドルでは26.6億ドルの買持)に大幅減少、豪ドルは45.0億豪ドルの買持(ドルでは34.6億ドルの売持)に小幅増加、NZドルは12.6億NZドルの売持(ドルでは8.9億ドルの買持)に増加、カナダドルは24.4億カナダドルの売持(ドルでは18.3億ドルの買持)に転換しました。

■シカゴIMM非商業ポジション

項目Net(ネット)Dif(増減)Long(買)Short(売)Open
(未決済残)
JPY -66,987 4,310 35,039 102,026 191,626
EUR -19,662 21,365 159,590 179,252 406,717
GBP -107,844 -727 32,586 140,430 252,480
CHF -11,979 -2,982 9,089 21,068 42,613
CAD -24,403 -45,861 30,293 54,696 119,123
AUD 44,955 1,690 85,397 40,442 134,004
NZD -12,610 -7,005 16,599 29,209 37,898
MXN -3,281 2,186 57,730 61,011 176,764
BRL 15,908 63 19,019 3,111 28,221

source:CFTC

-----【USD】 単位: 億ドル ------------------------------------------------- Usdsource:CFTC

ドルは13.0億ドルのロング増加の194.2億ドルのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル、メキシコの金額を合計して算出、レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

-----【JPY】 1コントラクト=12,500,000円 ----------------------------------- Jpysource:CFTC

円は4,310コントラクトのショート減少の66,987コントラクトのショートとなりました。

-----【EUR】 1コントラクト=125,000ユーロ ---------------------------------- Eursource:CFTC

ユーロは21,365コントラクトのショート減少の19,662コントラクトのショートとなりました。

-----【GBP】 1コントラクト=62,500ポンド ----------------------------------- Gbpsource:CFTC

ポンドは727コントラクトのショート増加の107,844コントラクトのショートとなりました。

-----【AUD】 1コントラクト=100,000豪ドル ---------------------------------- Audsource:CFTC

豪ドルは1,690コントラクトのロング増加の44,955コントラクトのロングとなりました。

-----【NZD】 1コントラクト=100,000NZドル ---------------------------------- Nzdsource:CFTC

NZドルは7,005コントラクトのショート増加の12,610コントラクトのショートとなりました。

-----【CAD】 1コントラクト=100,000カナダドル ------------------------------ Cadsource:CFTC

カナダドルは45,861コントラクトのショート増加の24,403コントラクトのショートとなりました。

-----【CHF】 1コントラクト=125,000スイスフラン ---------------------------- Chfsource:CFTC

スイスフランは2,982コントラクトのショート増加の11,979コントラクトのショートとなりました。

-----【MXN】 1コントラクト=400,000ペソ ------------------------------------ Mxnsource:CFTC

メキシコペソは2,186コントラクトのショート減少の3,281コントラクトのショートとなりました。

-----【RUB】 1コントラクト=2,500,000ルーブル ------------------------------ Rubsource:CFTC

ロシアルーブルは1,224コントラクトのロング増加の18,643コントラクトのロングとなりました。

-----【BRL】 1コントラクト=100,000レアル ---------------------------------- Brlsource:CFTC

ブラジルレアルは63コントラクトのロング増加の15,908コントラクトのロングとなりました。

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